人気ローグライクサバイバル『Cataclysm: Dark Days Ahead』Steamでリリースへ。何でもクラフトして生き延びる自由世界
パブリッシャーのAiremは10月4日、ターンベースのゾンビサバイバルゲーム『Cataclysm: Dark Days Ahead』のSteamストアページを公開し、近日中に早期アクセス配信開始することを発表した。価格は無料で、ゲーム内は日本語表示にも対応。配信時期は公開となっている。
『Cataclysm: Dark Days Ahead』は見下ろし型のターンベースのローグライクゲーム。ゾンビアポカリプスの世界観の中で、サバイバルすることが目標だ。膨大なクラフト機能や建築要素を駆使して生き延びよう。
『Cataclysm: Dark Days Ahead』の舞台は、アメリカのニューイングランド。謎の大災禍で人口のほとんどが死に絶え、ゾンビをはじめとするモンスターが地上を徘徊している。プレイヤーはシェルターの中で目を覚まし、過酷な世界で生き残らなければならない。
本作のマップは自動生成され、世界は無限に広がっている。ワールドの中には都市や森林、河川などが生成される。また軍事基地やミサイルサイロなど特殊なロケーションも発見できるかもしれない。さらにゲーム内の世界には昼夜の概念や気温や気象、季節なども実装されている。
ゲームを起動したらシナリオを選択、キャラメイクをして開始する。本作にはクリア条件などは存在しない。そのため、キャラクターが死ぬまでまでサバイバルして、毎回異なる一回限りのゲームプレイを体験するのだ。
『Cataclysm: Dark Days Ahead』ではキャラクターのステータスが細かくシミュレートされており、たとえば荷物の重量や容量を超えてアイテムを運ぶことは不可能。またパーマデスを採用しており、キャラクターが死んだ場合、二度とそのキャラクターを使用することはできない。ちなみにMキーで開くマップは『ローグ』風に文字の組み合わせで表現されており、さらに画面全体をテキストのみで表示するオプションも存在している。
本作ではクラフト機能が充実しており、衣服や武器、道具などありとあらゆるアイテムを自作できる。まずはシェルターを漁って、家具を分解しこん棒などをクラフトすることになるはずだ。さらに春から秋にかけては農業をすることも可能。そのほか車を設計したり、武器を作って狩りをしたり、インプラントを移植してサイボーグになったりと、とにかく要素が多い。膨大なクラフト機能と細かなシミュレーション要素が特徴的な作品となっている。
『Cataclysm: Dark Days Ahead』はクリエイティブ・コモンズのオープンソースゲームとして2013年に配信された作品。現在まで開発が続けられており、公式サイトでダウンロード可能。WindowsやMac、Linuxだけでなく、Andoroidにも対応したバージョンが配信されている。その自由度の高さが人気を呼んでおり、根強いファンも多い。このたび、Steamにも進出するかたちだ。
『Cataclysm: Dark Days Ahead』のSteamでの早期アクセス配信は、2~3年を予定しているとのこと。配信時期は近日を予定しており、日本語にも対応する。正式リリース後も引き続き完全無料で配信予定だ。