ハードボイルドアクション『Wanted: Dead』発表。斬撃&ガンプレイで敵を無慈悲に葬る、元Team NINJAスタッフが開発


パブリッシャーの110 Industriesは10月3日、TPSアクションゲーム『Wanted: Dead』を発表した。対応プラットフォームはPC/PlayStation 5/Xbox Series X|Sで、2022年発売予定。


『Wanted: Dead』の舞台となるのは、ダークかつ危険な世界として表現される架空の香港だ。主人公は、ハンナと呼ばれる女性。トレイラーでは、香港にて彼女が戦うアクションゲームとなることがうかがえる。日本刀を使った斬撃と、さまざまな銃でのガンプレイ、そして格闘術を組み合わせたバトルとなっており、敵には人の兵士のほか、巨大ロボットのようなものも確認できる。スピーディーかつ激しい接近戦が印象的で、また敵が四肢断裂するゴア表現の高い描写もみられる。

国内メディアIGN JAPANの取材に答えた本作のクリエイティブディレクターSergei Kolobashkin氏によると、ハンナはZombie Squadという特殊部隊の中尉とのこと。ゲーム内ではZombie Squadの1週間の出来事が描かれ、バトルだけでなくその特殊部隊の本部で過ごす場面もあるそうだ。とはいえ、ハンナはひたすらアクションに巻き込まれ、常にプレイヤーに緊張感を与えるようなゲームになるとのこと。また舞台となる香港は、1980〜90年代当時に想像された未来としての、2022年の世界を表現しているという。


本作の開発は、テクモのTeam NINJA出身スタッフが設立したソレイユ株式会社が担当。最近では『ニンジャラ』の開発にも参加するなど、さまざまなアクションゲームに携わってきた。『NINJA GAIDEN』『DEAD OR ALIVE』シリーズを手がけた実績をもつディレクター松井宏明氏は、主人公ハンナはハードボイルドな魅力がにじみ出るキャラクターであるとコメント。強くて美しい女性というだけでなく、人間臭さを内に秘めているクールな人物だそうだ。

また同氏は、これまでずっとアクションゲームを作ってきたことから、本作においてもアクションにはすごくこだわっているとのこと。さらに、ストーリーテリング面についても、本作の見どころとなるようだ。

Wanted: Dead』は、PC/PS5/Xbox Series X|S向けに2022年発売予定だ。