日本一ソフトウェアは10月2日、ダンジョンサバイバルSRPG『屍喰らいの冒険メシ』を発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/Nintendo Switchで、2022年1月27日発売予定。価格は7678円(税込)。本日10月3日から各店舗にて予約受付を開始する。
本作は、封印の地と呼ばれるダンジョンからの脱出を目指すシミュレーションRPGだ。封印の地は、新人冒険者にとって登竜門・度胸試しの場となっている。主人公たちはそこで遭難してしまい、ダンジョンからの脱出を目指すことになる。
『屍喰らいの冒険メシ』の大きな特徴としては、まず「冒険メシ」の要素が挙げられる。主人公たちは、攻撃や移動をするとカロリーや水分を消費するため、生き残るためには食べなければならない。倒したモンスターや、ダンジョン内で入手できる素材などを食べてサバイバルをおこなうのだ。
このなかでは、いつ・どこで・誰に・何を食べさせるのかといった選択を迫られるという。また、入手した素材をそのまま食べるのか、あるいはキャンプにて調理をして食べるのか。トレイラーでは、さまざまな素材が存在し、それらを組み合わせればどのような料理が完成するのかを示す表示が確認できる。
料理には、HP・カロリー・水分・幸福度といったステータスのほか、重量や鮮度、消費期限が存在。また、たとえば攻撃力や防御力、魔法防御力をアップさせるスキルが備わっていることもあるようだ。本作にて主人公たちは、喰えば喰うほど強くなるという。野菜や魚、魔物肉など、食べるものによって成長戦略は変わっていく。
ゲームプレイの流れとしては、ダンジョン内を探索して料理の素材を集めながら、バトルをこなしていくことになる模様。トレイラーでは、次々にに素材を入手している様子がうかがえるが、保有している素材が傷んでしまうこともあるようだ。バトルは、マス目のマップにて4体の主人公たちを操作しておこなう。また、たとえば毒のような食べ物を敵に食べさせて弱らせることが可能とのことで、バトルにおいても冒険メシは戦略的に利用することとなる。
本作では、キャラクターカスタマイズにも力を入れているとのこと。名前や性別、顔や髪型のタイプ、服装のカラーなどを選べるほか、クラス(職業)や身長も変更できるそうだ。また、各種設定をランダムにおこなうこともできる。
10月2日に放送された「セガ・アトラスTGS2021オンライン」に出演した日本一ソフトウェア代表取締役社長の新川宗平氏によると、同社は『魔界戦記ディスガイア』以外のSRPGをあまり作っていないことにふと気がつき、「まずいんじゃないの」「もうちょっといろんなSRPGを作ろうよ」と3年ほど前から言い始めたことが、本作が生まれたきっかけだったそうだ。そして、これまでとは違う味付けのSRPGを目指して開発を進め、現在はテストプレイを重ねて面白さをどんどん上げていく段階にあるとのことだ。
『屍喰らいの冒険メシ』は、PS4/Nintendo Switch向けに2022年1月27日発売予定。本日10月3日から各店舗にて予約受付が開始しており、店舗特典も用意されている。詳細は公式サイトを確認してほしい。