ドット絵魔法学園RPG『Ikenfell』日本語版発表。PC/PS4/Nintendo Switch向けに11月配信へ

 

ハチノヨンは9月22日、『Ikenfell』日本語版を発表。2021年11月に配信すると告知した。対応プラットフォームは、PC/PS4/Nintendo Switch。

『Ikenfell』は、魔法学園RPGだ。舞台となるのはファンタジー世界。主人公は魔法を使うことができない平凡な少女Mariette。魔力に秀でた姉妹のSafinaが失踪したことをきっかけに、彼女が通っていた名門魔法学校Ikenfellに潜りこむことになる。生徒たちと関わる中で、Marietteは学校の裏事情やSafinaの失踪について知っていく。

※ 海外版のトレイラー


本作では、6人パーティー形式で校内などを探索。そのうち3人が戦闘に参加可能となる。戦いはターン制で展開され、タイミング良くボタンを押すことで攻撃力を高めたりダメージを減らしたりできる『ペーパーマリオ』シリーズスタイルを採用。通常攻撃のほか、48種類もの魔法を使いこなし、戦いを制するのだ。なお本作にはMPの概念は登場しない。スキルや位置関係を考慮し、魔法を放つのだ。道中では100種類以上の敵が登場し、22体のボスがMarietteたちの前に立ちはだかる。


本作はHappy Ray Gamesが開発し、Humble Gamesより2020年10月に発売された。かわいらしいピクセルアートや美しい音楽が評価され、Steamでは370件以上のレビューが寄せられ「非常に好評」となっている。なおHappy Ray Gamesは、クリエイターChevy Ray Johnston氏によるスタジオ。Chevy氏は、『Celeste』を手がけたNoel Berry氏やMaddy Thorson氏らと共に、カナダのバンクーバーで同居していた仲。Chevy氏は現在、Thorson氏らと共に新作『Earthblade』の開発に携わっている。

Chevy氏はかねてから日本語版のリリースに意欲を見せていたが、ハチノヨンから国内版がリリースされるようだ。ローカライズについては、ハチノヨンが全面的に手がけているという。詳細は追って公開されるとのこと。『Ikenfell』日本語版は、PC/PS4/Nintendo Switch向けに11月発売予定だ。