SFサバイバル『Beyond Contact』Steamにて早期アクセス配信開始、日本語対応。異星の住民を助けるため、基地建設とバトルで生き抜く
パブリッシャーのKoch Mediaは9月22日、Playcorp Studiosが手がけるSFサバイバルゲーム『Beyond Contact』の早期アクセス配信を、Steamにて開始した。価格は1580円で、ゲーム内は日本語表示に対応する。
『Beyond Contact』は、SFコミックのアートスタイルや現代SF映画のモラル・ジレンマ、そしてクラシックなサバイバルジャンルの厳しいゲームプレイから影響を受けて開発中の、非常に手強いサバイバルゲームだという。舞台となるのは2766年の世界。主人公のクイン・ヒックスは、宇宙の果てで発生中だという危機に対処する任務を与えられ、ケテルンと呼ばれる未知の惑星にたどり着く。
惑星ケテルンにはエイリアンの文明が存在。しかし、暗黒の裂け目によって星の中から謎のエネルギーが現れ、また混沌とした天候の影響もあり、彼らの文明は崩壊の脅威にさらされている。プレイヤーは、こうした危険な環境を生き抜き、またエイリアンの住民たちと協力しながら、この惑星が終焉に向かっている真相を明らかにしなければならない。
本作は、ナラティブベースの目標をこなしていくキャンペーンと、エンドレスのゲームモードがあり、ソロあるいは最大8人での協力プレイに対応。資源収集とクラフトを基本にサバイバルをおこなう。多様な環境を有する惑星ケテルンを探索し、装備を使って資源をスキャン。必要な資源を回収・採掘・採取していくのだ。各種ツールや、後述する武器などをクラフトできる。
また、研究開発を通じて新たなアイテムを獲得することも可能。たとえば鉱物のデータをもとに、より複雑な技術を要するクラフトのためのワークベンチをアンロックできる。研究をおこなえば、クラフト用の設計図や、さらなる研究対象もアンロックされていくようだ。
拠点となる基地を建設することも、厳しい環境を生き抜くためには重要だろう。独自の電力グリッドシステムが用意されており、発電設備から電力供給網を構築して各種設備を稼働。そして、さらに基地を拡張していくのだ。同システムは直感的に扱えるとのこと。また、本作では農業をしたり、野生生物に餌付けしたりといった要素も存在する。
この惑星には、敵となるエイリアンも存在している。探索においては、そうした脅威とのバトルは避けられないだろう。武器には、採掘用のピッケルを代用できるほか、警棒や鞭のようなアイテムなどをクラフト可能。アーマーも強化できる。敵はかなり強力な模様で、プレイヤーが死ぬとその場に保有アイテムをドロップすることに。また、先述した基地には防衛設備の建設も求められるとのことで、そうした敵が襲ってくることもあるのかもしれない。
『Beyond Contact』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。ゲーム内は日本語表示に対応している。早期アクセス期間は6か月ほどを予定しており、現時点ではキャンペーンモードについてはほぼ完全なかたちで収録。今後は、技術ツリーの拡張や敵AIの改善、追加機能の実装などをおこなっていくとのことだ。