国家運営ストラテジー『SuperPower 3』発表、日本語対応。全世界194か国がプレイアブル、地球をこの手にするシリーズ17年ぶりの新作


THQ Nordicは9月18日、リアルタイムストラテジー『SuperPower 3』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。リリース時期については「Coming Soon」とされている。Steamストアページによれば、本作は日本語表示に対応するとのこと。 
 

 
『SuperPower 3』は戦略と運営の要素を兼ね備えた、地政学シミュレーションゲームだ。プレイヤーは地球上の国家を選択し、指導者として政治・経済・軍事に関わる決断を下していく。プレイアブルな国家の数は194か国におよび、実際の地球を正確に再現した世界情勢を体験することが可能。データに基づく現実の出来事をベースとして、さまざまなシナリオに挑むことができる。 

シリーズ最新作である『SuperPower 3』は最新のグラフィック、現代の軍事兵器とテクノロジー、進化する人工知能を駆使して、あらゆるプレイスタイルに対応できるという。壮大な戦争を企てるもよし、ごく細部にこだわってプレイするのもよし、自由度の高い遊び方ができる。正式エンディングは用意されていないため、目標の立て方次第で無限にプレイすることが可能だ。 
 

 
本作では一要素として、非常に細かなキャラクターエディターを利用することができる。プレイヤーはキャラクターの名前と年齢、使用言語や宗教を自由に設定可能。さらに人種も設定することができ、単なる黒色人種/白色人種/黄色人種といった区分だけでなく、「南アフリカ系」「中央アジア系」「ポリネシア系」など、細分化されたなかから選択することが可能。服装もさまざまなものが用意されているようだ。 

プレイ中のUIは現代風にすっきりとまとめられている印象だ。国家の収入や支出、教育・環境・軍事調査といった分野ごとにどれだけ予算を割いているかの情報が、一目で分かるようになっている。インフォグラフィックもふんだんに用いられ、複雑な情報が絡み合う情勢を一画面に収めている模様。数多くの要素を考慮しながらじっくりと国家運営に集中することができそうだ。 
 

 
シリーズ前作は2004年の発売となっており、シリーズとしては実に17年ぶりの新作となる。過去作のパブリッシャーDreamCatcher Interactiveが2011年にNordic Gamesに買収され、その後身であるTHQ Nordicから『SuperPower 3』されるかたちだ。どれだけ進化を果たしているのか、続報を楽しみに待っておこう。『SuperPower 3』はPC(Steam)向けに発売予定。リリース時期は今のところ明らかになっていない。なお現在、『SuperPower 2』がSteamにて90%オフのセール中。9月24日まで98円という破格で入手できるため、こちらで予習しておくのもいいだろう。