Respawn Entertainmentは9月18日、『Apex Legends』におけるランクマッチ今シーズンのスプリット1を、1週間延長することを発表した。先日から続く接続不良の問題を鑑みての対応だという。
『Apex Legends』のランクマッチは、1シーズン3か月にわたって開催され、さらに2つのスプリットに分割して実施される。8月4日から続いている今シーズンのスプリット1は、ワールズエッジにて9月22日までの開催が予定されていた。
しかし、『Apex Legends』では先日よりサーバー障害が発生。コレクションイベント「エボリューション」が開始した9月15日ごろから、マッチに正しく接続できないとの報告が頻発し、Respawn Entertainmentによる原因調査と改修が続けられてきている。9月17日にはスタジオが状況を報告。サーバーを増設し、18日には予定されていた修正をおこなうとしていた。一方、一部の問題については週末にかけての修正が必要であると説明。サーバー問題の解決には9月18~19日にかけての作業が必要であるとの見解を示していた。
こうしたなか、ランクマッチに接続できなかったプレイヤーや、回線切れによりRPを失ったプレイヤーなどから不満が噴出。ストリーマーのNiceWiggことJack Martin氏やeスポーツチームNRG所属のRogueことTanner Trebb氏などが、Respawn Entertainmentに対しスプリット延長の要請をしていた。またTwitterでは「#extendthesplit(スプリットを延長して)」とのハッシュタグが拡散。NRG所属のLuLu氏などがツイートを通じ、Respawn Entertainmentへの歎願をおこなっていた。
一連の動きを受け、Respawn Entertainmentは9月18日朝に最新の状況を報告。いまなお接続不良エラーが通常の3倍程度の水準となっていることを伝え、完全な復旧には9月22日のパッチを待つ必要があると説明した。これにともない、今シーズンランクマッチのスプリット1を1週間延長すると発表。9月22日までの期間が予定されていたスプリットが、引き延ばされることを明かした。
この発表を受け、海外掲示板Redditでは開発者が補足情報を解説。スプリット1が1週間延長された分、スプリット2の期間が短縮されることを伝えている。また一連のサーバー問題にともないRPを喪失したプレイヤーへの補填は、今のところ予定されていないと説明。新たなスプリット日程は、9月20日よりクライアントに反映されると述べているため、ランクマッチ選択時の「残り〇日」という表示は来週月曜に最新のスケジュールに対応するようだ。
『Apex Legends』のランクマッチシーズン10スプリット1は9月29日まで実施される。あわせて、現在開催中のコレクションイベント「エボリューション」も9月29日までとなっている。