オープンワールド北欧神話サバイバル『Valheim』食べ物システムがさっそく調整。「ハース&ホーム」でヘルスとスタミナ管理が難化していた


Iron Gate Studioは9月17日、『Valheim』の食べ物のバランス調整をおこなうパッチ0.202.19を配信した。9月16日に配信された大型アップデート「ハース&ホーム」にて議論を呼んでいたヘルスとスタミナシステムを調整するパッチとなっている。
 

 
「ハース&ホーム(Hearth&Home)」はハウジングと料理に関連する大型アップデートだ。建築要素としてダークウッドや石材を使用した建築ピースが追加。スパイスラックや肉屋のテーブル、鍋といった料理のレシピを拡充するアイテムも追加された。

同時にヘルスとスタミナシステムも大きく変更されている。以前は食事をするとヘルスとスタミナの両方が強化されていた。しかし、「ハース&ホーム」から食べ物は、ヘルスを中心に強化する食べ物、スタミナを中心に強化する食べ物、そして両方を強化する食べ物の3種類に振り分けられている。さらに新要素としてよろめきゲージが追加され、こちらはヘルスの最大値で決まるようになった。これらの変更を踏まえ、弓で戦うならスタミナを中心に強化、前線でタンクとして戦うならばヘルスを強化するなどプレイスタイルによって、食事の構成を考える必要が出てきたのだ。
 

 
追加要素を楽しむファンもいる一方、新たな食べ物システムには不評も多く、バランス調整がシビア過ぎると考えるプレイヤーも少なくない。ヘルス重視だとスタミナが足りずに武器を振るうことができない。逆にスタミナ重視だとヘルスが低くなるため、打たれ弱い。ではバランス型にすればいいかというと、ヘルスとスタミナどちらも足りないということになっているようだ。また上位の食べ物にはヘルスを強化するものが多く、スタミナを強化するものが少ないと指摘する意見もある。

また盾でブロックする場合、スタミナゲージだけでなく、ヘルスで決まるよろめきゲージも加味しなくてはならない。どちらかがなくなるとよろめき状態になってしまうのだ。しかしどちらを強化するにせよ、スタミナかよろめきゲージいずれかが足りなくなることを訴えるプレイヤーもいる。「ハース&ホーム」では食べ物が弱体化され、結果的に戦闘の難易度が上昇したとみていいだろう。
 

 
Iron Gate Studioはこうした意見を聞き入れ、9月17日にパッチ0.202.19を配信した。このパッチではほとんどの食べ物へ調整が入っている。ヘルスを強化する食べ物のスタミナ値を上げ、スタミナを強化する食べ物のヘルス値を上げる調整だ。ほかには、弓の消費スタミナが低下している。またフューリングとフューリングシャーマンのヘルスをわずかに低下。フューリングはよろめかせるのが容易になった。

詳細なパッチノートはこちらから確認していただきたい。『Valheim』は9月21日まで20%オフのセール中。通常価格2050円のところ、1640円で配信中だ。