ローグライトシューター『SYNTHETIK 2』Steamにて11月11日に早期アクセス配信へ。フル3D化し、本格ガンプレイはさらに進化


デベロッパーのFlow Fire Gamesは9月14日、ローグライトシューター『SYNTHETIK 2』のPC(Steam)での早期アクセス配信を、11月11日に開始すると発表した。価格は19.99ドル(約2200円)。

本作は、2018年にリリースされ高い評価を獲得した『SYNTHETIK』の続編だ。舞台となるのは、機械による支配が進む架空の1985年の世界。人類の抵抗勢力は、秘密の研究室に隠していたアンドロイドのプロトタイプに最後の希望を託し、反撃に出る。
 

 
『SYNTHETIK 2』は、ローグライク要素のあるトップダウンシューターだ。ソロあるいは最大4人でのオンライン協力プレイに対応する。プレイアブルキャラクターとなるアンドロイドには、新規および前作から引き継ぐ複数のクラスが用意され、ランダム生成されるステージにて敵と戦う。本作ではグラフィックをフル3D化しており、またステージの作り込みも重ねたことで、前作よりも複雑かつバリエーション豊かなステージが生成されるとのこと。

本作の世界では人類・機械双方に複数の勢力が存在し、ゲームプレイにおいては敵キャラクターの種類などで表現される。早期アクセス開始時点では、機械の軍隊や警察組織が登場し、さらに複数の勢力に細分化されている。それぞれ武器や特性などが異なり、たとえばPolice Chrono Squadと呼ばれるタイプの敵は、テレポートやホバリング能力をもっているそうだ。
 

 

 
前作が好評だった理由のひとつとしては、一般的なトップダウンシューターとは一線を画す、本格的なガンプレイや戦略性が挙げられる。本作では、弾倉を抜くところからおこなうマニュアルリロードや、ジャム、オーバーヒートといった銃システムを継承。リロードについては、単発銃や二丁拳銃などに新たなメカニクスを導入しているそうだ。

銃にはほかにも、ゲームプレイを通じてPerkをアンロックしていくレベル制や、より幅広いアップグレードを可能にする新アタッチメントシステムも導入しているという。なお、装備アイテムはステージ内のチェストやショップなどから入手可能。倒した敵がアイテムをドロップする確率は、前作よりも大幅に引き上げているとのこと。

本作では、新たな成長システムやアップグレードシステムも用意しており、ランダム生成される環境と合わせて、ほぼ無限のリプレイ性を実現するとのこと。ほかにも、UniversEditと呼ばれるゲーム内エディタでは、キャラクタークラスや武器、アイテムなどを自由に制作し、共有可能となる。
 

 

 
早期アクセス開始時点では、7種類のステージ環境や、先述した2種類の機械勢力、また新要素となるアップグレードシステムなどを収録。UniversEditも用意される。そして、コミュニティサイトSYNTHETIK Universe Hubなどを通じたフィードバックを参考に、コンテンツを拡充し、また磨き上げていく計画だそうだ。

『SYNTHETIK 2』は、PC(Steam)向けに11月11日に早期アクセス配信予定。なおSteamのストアページでは、早期アクセス期間中は価格を据え置くと記載されているが、直近のプレスリリースではアップデートにて本作の体験を拡張するたびに、価格を引き上げる可能性があると説明されている。