島暮らし生活アクション『Len’s Island』11月6日にSteam早期アクセス配信へ。農業からダンジョン探索まで、気ままに島をエンジョイ


デベロッパーのFlow Studioは9月13日、島暮らしアクション・アドベンチャーゲーム『Len’s Island』について、11月5日に早期アクセス配信を開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本では時差の関係で11月6日配信となる。価格は24.99ドル(約2700円)。


『Len’s Island』は、美しい島を舞台に日々の生活を楽しむライフシムと、島での冒険をおこなうアクション・アドベンチャーを組み合わせた作品だ。自然豊かな広大なオープンワールドの島では、木材や鉱物などさまざまな資源を獲得でき、それを使ってクラフトが可能。まずは自分が暮らす家を建てることになるだろう。

建築においては、壁や床、屋根、階段、家具などのパーツが種類豊富に用意され、集めた資源をもとにクラフトできる。本作は柔軟性の高いモジュラーシステムを採用しており、建築の自由度はかなり高いとのこと。島の好きな場所に、自分なりにデザインした建物を建てられる。

アイテムの保管庫や、資源同士を掛け合わせて新たな資源に精製する設備などもクラフト可能で、拠点として重要な役割を果たすことになりそうだ。このほか、壊れた橋を修復するなど、島のさらなるエリアにアクセスするためにクラフトをおこなうこともある。


本作では農業もできる。さまざまなサイズのプランターをクラフトして畑にするのだ。畑では野菜やフルーツなどを育てることでき、水やりをおこなうなど、ちゃんと世話をする必要がある模様。そして、収穫した食べ物を遠征時の体力回復用にしたり、特殊な植物を育てて売却しお金に変えたりといった活用方法がある。巨大な農場を作って本格的に農業に勤しんだり、家の飾りとして小さなプランターに花を植えたりするのも良いだろう。

島にはほかにも住民がおり、交流することができる。上述した植物などアイテムの売買をおこなう商人だけでなく、たとえば何か特定のアイテムを欲しており、プレイヤーにクエストを与えてくれる住民もいる。そうしたアイテムを求めて、あるいはさらなる資源や、この島に隠されているという多数の秘密を探るために、島を探索・冒険することも本作のゲームプレイの大きな柱のひとつだ。


この島にはダンジョンが存在し、そこには危険なモンスターが生息している。また、ダンジョン内にはパズル要素や隠し部屋なども用意されているという。本作では、冒険に報酬を与える仕組みが用意されているとのことで、そうしたダンジョンには貴重な資源や、クエストの目的が存在する場合があるのだろう。武器をクラフトあるいは購入して装備を整え、松明片手に洞窟に飛び込もう。

武器は、剣や槍、ハンマー、弓などがあり、種類によってさまざまなアビリティが備わっている。盾も装備可能。本作のバトルシステムは、プレイヤーのスキルに依存する部分が大きい、歯ごたえあるものになっているそうだ。装備の組み合わせによって多様なバトルスタイルを表現でき、モンスターとのハイペースな戦いを繰り広げることとなる。


本作の早期アクセス配信中には、新たなNPCやクエスト、ダンジョンのほか、クラフトや農業に関するコンテンツや武器などのアイテムが追加されていく。ストーリー要素の拡張もおこなわれ、ラスボスとなる存在も用意されるという。さらに協力マルチプレイにも対応予定だ。

また、本作のKickstarterキャンペーン時には、ペットやキャラクターカスタマイズ要素の導入も、ストレッチゴール達成にて決定している。そうした追加要素は、すでに2023年までの計画が用意されているそうで、それらが完了した後に正式リリースを迎えることになるだろう。

『Len’s Island』は、PC(Steam)にて11月6日に早期アクセス配信予定だ。