『ファークライ6』発売後のコンテンツロードマップ公開。シリーズ過去作のヴィランとしてプレイするDLCや、無料コンテンツが続々配信
ユービーアイソフト株式会社は9月11日、『ファークライ6』の発売後のコンテンツロードマップを公開した。本作では3つのDLC配信が予告されており、それらの配信スケジュールが明らかになった。
本作は、2004年から続くオープンワールドFPS『ファークライ(Far Cry)』シリーズの最新作。舞台となるのは、カリブ海の中心に位置する熱帯の島国ヤーラだ。何十年にも及ぶ経済制裁により国家は財政的な打撃を受け、社会は貧困によって分断。権力の座についたアントン・カスティロは、かつての栄光を取り戻すため独裁を敷いている。そして国中で暴動が起こり始めるなか、主人公ダニー・ロハスは革命に参加し圧政に抵抗する。
『ファークライ6』については、今年6月にシーズンパスの詳細が公開され、先述した3つのDLCが披露された。『ファークライ3』〜『ファークライ5』のヴィランであるバース・モンテネグロ、パガン・ミン、そしてジョセフ・シードが登場し、彼らとしてプレイ可能な追加エピソードだ。今回発表された配信予定時期は以下のとおりである。
・エピソード1:「バースの狂気」2021年11月
・エピソード2:「パガンの支配」2022年1月
・エピソード3:「ジョセフの崩壊」2022年3月
それぞれのエピソードでは、彼らの心の内や、背景にあったストーリー、内なる悪魔との闘いを垣間見ることができるという。また、ローグライトのジャンルにインスピレーションを受けた新たなゲームプレイを採用し、そのなかでは懐かしい面々と再会することもあるとのこと。なお、各DLCはソロまたはフレンドとの協力プレイが可能。ひとりがDLCを所有していれば、フレンドは未所有でも一緒にプレイできる。
本作のロードマップとしてはDLCのほかに無料コンテンツも用意され、まず発売日からは「ウィークリーの反乱」が開始する。毎週提供され、キャンペーンモードを完了するとプレイ可能。非道な独裁者勢力がヤーラ全土に広がるなか、プレイヤーは敵を追跡し排除することを目指す。完了すると、新たな装備を手に入れることが可能だ。
また、「6つの特殊作戦」も配信開始する。プレイヤーは、ワールド内の新たなエリアでアントンの武器商人から化学兵器を盗み、爆弾を冷やしながら回収地点に到達しなければならない。最初のエリア「メソゾイック」と「マセオ」は発売直後からプレイ可能で、それ以外の4つのマップは10月から配信されるようだ。
そして今年12月からは、ゲストスターが登場する3つのコラボミッションが配信予定。12月にはダニー・トレホ、2022年2月は「ランボー」、2022年3月には「ストレンジャー・シングス 未知の世界」とのコラボがおこなわれる。
なお、今回紹介した3つのDLCはシーズンパスに収録予定。シーズンパスは、本作のゴールドエディション・アルティメットエディション・コレクターズエディションに同梱されるほか、単品でも5280円(税込)で購入可能だ。またシーズンパスではDLCのほかに、『ファークライ3 ブラッドドラゴン』(コンソール版は同クラシックエディション)や、本作の本編で使用可能な7つのアイテムを含む「ブラッドドラゴンセット」が入手できる。
『ファークライ6』は、PC/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに10月7日発売予定だ。