錬金術師シム『Potion Craft』Steamにて9月21日に早期アクセス配信へ、日本語対応。お客の要望に合わせてポーションを調合
パブリッシャーのtinyBuildは9月3日、niceplay gamesが手がける錬金術師シミュレーター『Potion Craft』のSteamでの早期アクセス配信を、9月21日に開始すると発表した。ゲーム内は日本語表示にも対応する。
『Potion Craft』にてプレイヤーは新米錬金術師となり、とある町でポーション屋を営む。お店には、魔法のポーションを求めるお客が毎日のように訪れる。たとえば、火傷や病気で困っていて治療のポーションを求める客もいれば、何も言わずに毒のポーションをくれというワケあり客もいる。そこで、彼らの要望に合わせたポーションを調合し、販売するのだ。
お店には実験室が存在し、ここでポーションを調合することになる。火にかけた大鍋に材料を入れてかき混ぜたり、ふいごでその火力を調節したり、あるいは水を注いだり、大鍋に投入する前に乳鉢と乳棒を使って材料をすりつぶしたり。そうすることでポーションが完成する。材料は、お店の裏にある庭で入手可能。効果の異なるさまざまな種類の植物が毎日育つため、定期的に採集すると良いだろう。また、時折やってくる行商人から材料を購入することもできる。
実験室の壁には錬金術マップが存在し、これを確認しながらポーションを調合することになる。材料を大鍋に投入するとマップに道が描かれ、かき混ぜるとポーションのアイコンがその道を辿って移動。その行き先によって、ポーションの種類が変化するわけだ。乳鉢など大鍋以外の道具には、マップの移動に変化を加える効果がある。上手く調合できれば、同じポーションでも少ない量の材料で作ることも可能。効率よくポーションを作れたら、処方を保存しておこう。次回からは調合作業をスキップしてポーションを作れるようになる。
お客にポーションを販売する際は、規定の値段で売却するほか、値段交渉をすることも可能。値段交渉は、ゲージ内を動く矢印がボーナスエリアに入った際にクリックすることで条件が向上していく。ただし、ボーナスエリアは徐々に小さくなっていくため、欲張ると失敗して逆に損してしまうかもしれない。また、先述した行商人からの材料の購入に際しても、値段交渉が可能だ。
お店には人気レベルが存在し、ポーションを販売すれば上昇。依頼を断ったり値段交渉をすると逆に下落し、レベルによってボーナスが発生する。さらに、ポーションの調合や材料の採集などをすることで経験値が貯まり、レベルアップすると才能ポイントを獲得。スキルツリー形式で、錬金術マップのアップグレードや、販売価格アップなどの効果をアンロックできる。
本作の早期アクセス開始時点では、基本的なゲームメカニクスは実装された状態にあり、開発を進めるなかで新たな機能やポーションのレシピなどが追加される予定だ。お店の人気レベルに基づいて訪れるお客が変化したり、材料を採集できる庭のアップグレード要素が追加されたりといった要素も計画されている。
『Potion Craft』は、PC(Steam)向けに9月21日に早期アクセス配信予定。ゲーム内は日本語表示に対応する。Steamでは体験版が配信されているため、興味のある方はまずそちらを試してみると良いだろう。