自在合体シューティングゲーム『ソルクレスタ』12月9日に配信決定。フルボイスドラマが展開するDLCも配信へ
プラチナゲームズは9月2日、縦スクロール・シューティングゲーム『ソルクレスタ』を12月9日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PlayStation 4で、価格は3980円(税別)。
本作は、1980年代に日本物産が手がけたシューティングゲーム『ムーンクレスタ』『テラクレスタ』の続編だ。現在それらの作品の権利を保有し、「アーケードアーカイブス」シリーズを展開している株式会社ハムスターの協力を得て、正当な続編としてプラチナゲームズが開発中。プロジェクトの発起人である神谷英樹氏が総監督とシナリオを担当し、佐藤貴宣氏がディレクターを務める。また、古代祐三氏がBGMを提供することでも話題の作品だ。
『ソルクレスタ』にてプレイヤーは、太陽奪還組織ソルクレスタの一員となり、最新鋭合体型戦闘機「ヤマト」を操縦し、大宇宙暗黒組織メガ・ゾファーに支配された太陽、およびすべての太陽系惑星の奪還を目指す。ヤマトは、「壱號機 アマテラス」「弐號機 ツクヨミ」「参號機 スサノオ」の3機で構成され、自由に分離・合体しながら戦うことが特徴である。
壱號機 アマテラスはレーザーを、弐號機 ツクヨミはミサイルを、そして参號機 スサノオはドリルをメイン兵装とし、合体時には、その組み合わせ順によってショットが変化。後方に配置した機体もサポート攻撃をおこなってくれる。
機体の分離時には、特定のフォーメーションを組むことによって、強力なフォーメーションショットを撃つことが可能だ。たとえば、逆三角形のデルタフォーメーションだと広範囲にショットが拡散。縦に3機が並ぶムーンフォーメーションでは、左右に大きなショットを撃てる。こうしたフォーメーションは、アイテムとして入手することで使用可能になる。なお、フォーメーション発動にはエネルギーを消費するため、使いどころの見極めが重要になりそうだ。
また、敵機を倒した際などにドロップするソルメダルを獲得すると、画面右側にあるゲージが上昇。攻撃レベルアップやシールド、1UPなどを段階的に獲得できる。そのなかには特定のコマンドもあり、入力するとコマンドショットと呼ばれる特殊なショットを放つことが可能だ。
各ステージではさまざまな種類の敵機が襲来し、中ボスや巨大なボスが待ち受ける。状況に応じて自機を分離・合体して、またフォーメーションを組みながら、最適なショットを選ぶことが攻略のカギとなるだろう。
本日9月2日に開催されたイベントBitSummit THE 8th BITでは、SIE吉田修平氏によるインディーズゲーム紹介コーナーのなかで、『ソルクレスタ』も紹介された。ここに登壇した神谷英樹氏は、本作のシナリオを担当することの真意を問われ、新たな映像を披露。ゲームプレイ中の画面左右の上部に小窓があり、敵味方それぞれのキャラクターたちの、フルボイスでのドラマが展開している。
これは「ソルクレスタ ドラマティックDLC」として配信される予定の機能で、通常のゲームプレイモードとは別に楽しむことができるそうだ。シューティングゲームを純粋に楽しむだけでなく、登場したボスはどういった敵なのかや、なぜ彼らは戦っているのかなどといった、本作の物語を楽しみながらプレイすることもできる。同DLCの詳細については今後発表される。
『ソルクレスタ』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS4向けに、12月9日配信だ。