『あつまれ どうぶつの森(あつ森)』9月になってできるようになること(2021年版)

 

残暑が続く9月。『あつまれ どうぶつの森』では、北半球は木々が色づく秋の季節、南半球は雪解けの春の季節を迎えた。涼しげな9月の島々では、新たな季節限定アイテムが登場し、各エリアの季節に沿ったさまざまなイベントがおこなわれる。本稿では、2021年9月に入って島に訪れた変化や、月内に楽しめる季節イベントなどを紹介していきたい。

3つの季節限定アイテムが新登場


まずは、たぬきショッピングに並べられる季節限定アイテムを見ていこう。9月には、世界各国で開催されるお祭りにちなんだ5種のアイテムが用意されている。1日から販売されるのは、桶いっぱいにブドウが詰まった「ぶどうのしゅうかくおけ」。ヨーロッパでブドウの収穫を祝うパレードである、ブドウの収穫祭にちなんだカバンアイテムだ。9月いっぱいまで販売されているので、昨年買い逃していた方は忘れずにゲットしておこう。

9月12日からは、お月見にちなんだ3種のアイテムが販売される。昨年の「つきのラグ」に加えて、「つきみだんご」と「げっぺい」が新登場。つきみだんごは木材の台座(三方)に白いお団子が積み重なった飾り家具。げっぺいは中華圏のお月見「中秋節」で食べられる月に見立てた焼き菓子の飾り家具だ。どちらもお月見にぴったりなアイテムといえるだろう。


今回ラインナップが充実したお月見用のアイテム。昨年は「つきのラグ」のみだったため、少し寂しく感じた方もいたのではないだろうか。というのも、シリーズ前作『とびだせ どうぶつの森』にはお月見イベントがあり、広場のしずえから「つきみだんご」が貰えたからだ。本作にあらためてイベントが追加されたわけではないものの、前作と同一のアイテムが加わったことで、今後はお月見を存分に楽しむことができそうだ。

なお9月12日からは、先祖に感謝し1 年の豊作を祈る韓国の秋夕にちなんだ「ソンピョン」も販売される。ソンピョンは米粉で作られるカラフルなお餅の飾り家具。半月型の形は“これから満ちていく”という発展を、5色の色は自然界の調和を表しているそうだ。「つきみだんご」「げっぺい」「ソンピョン」、3種の新たな家具を島に飾り、満月が輝く秋の夜を穏やかに過ごすのもいいかもしれない。それぞれの販売期間は9月21日までとなっている。

新たな季節に応じて、生き物のラインナップはガラッと変化


次に9月の北・南半球に生息する生き物のラインナップを見ていこう。新たな季節を迎えたことで、それぞれの島の生き物のラインナップはガラッと変化している。秋に入った北半球ではセミの鳴き声が小さくなり、代わりにアキアカネやコオロギ、スズムシといった秋ならではの虫たちが生息し始めた。また川から海へと切り替わる河口には9月限定のサケ・キングサーモンが出現。アマエビやオイスターなど、秋から冬にかけて生息する海の幸も登場している。なお翌月10月に入ると、クマノミ・ジンベエザメ・マンボウなどの暖かな気候を好む魚が姿を隠すようだ。各図鑑を埋めている方は9月中にチェックしておこう。

一方の南半球には、アゲハチョウやカマキリ、ミツバチといった昆虫が暖かな春にあわせて姿を見せている。海中には、タカアシガニやホタルイカなども泳いでいるようだ。うみのさち図鑑のチェックもお忘れなく。

秋の季節イベント始まる


そして9月の北半球では、季節の移り変わりによって秋ならではのイベントが開始される。1日から楽しめるのは「きのみ拾い」イベント。島内に生えている木を揺らして、「どんぐり」と「まつぼっくり」が集められるようになった。どんぐりは広葉樹、まつぼっくりは針葉樹を揺らすことで落ちてくる。1つの木から落ちる木の実の数に制限はないため、複数の木を揺らす必要はない。ただし、それぞれの木の実が落ちてくる確率はやや低めになっているため、根気よく揺らし続けよう。

短時間で大量に木の実を集めたいという方は、プレイヤー2人で協力して木の実集めに専念するといいだろう。1人のプレイヤーは対象の木を揺らし続け、もう1人のプレイヤーが落ちた枝や木の実をひたすら拾っていくという方法だ。こうすることで木からポロポロと落ちてくるアイテムの回収時間が短縮でき、効率良く木の実が集められるというわけだ。


木の実を集めたら、空を漂う風船からDIYレシピを入手して木の実にまつわるアイテムを作成しよう。アイテムには「きいろのおちば」「おちばのたきび」などの落ち葉にまつわるものから、「きのみのランプ」「どんぐりポシェット」といった秋を感じられるアイテムが作成できる。なお「ちいさなきのみのツリー」のレシピのみ、イベント期間中の島内放送でも入手可能だ。イベントの開催期間は12月10日までと比較的長め。家具に必要な素材は比較的すぐに集められるので、レシピ集めを中心にのんびり進めるといいだろう。ちなみに北半球では、第4土曜日の9月25日にムシトリ大会も開催される。

一方の南半球では、先月から引き続いて「はるのわかたけ」イベントが楽しめる。島や離島に生えている竹をオノで叩いてはるのわかたけをゲット。「せいろ」「しょいこ」などの竹にまつわるDIYレシピを風船から入手しよう。なお「ながしそうめん」のレシピのみ、イベント期間中の島内放送でも入手可能だ。イベントは11月末まで実施される。


以上のように、季節限定アイテムを中心に9月ならではの島生活が楽しめる『あつまれ どうぶつの森』。お月見向けのアイテムなどを島に飾り、季節の移り変わりによってちょっぴり変化した涼しげな島の景観を楽しんでもらいたい。