煉獄ゴルフゲーム『Cursed to Golf』発表、日本語対応。トゲや爆弾だらけのダンジョンを、ゴルフクラブ片手にめぐる
パブリッシャーのThunderful Publishingは8月31日、ダンジョン探索ゴルフゲーム『Cursed to Golf』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびNintendo Switch。ストアページによれば、本作は日本語表示に対応するという。リリース時期は2022年を予定している。
『Cursed to Golf』は、ランダム配置のコースをめぐるダンジョン探索ゴルフゲームだ。主人公は「呪われたゴルファー」。世界トーナメント優勝を決めるショットの寸前、不慮の事故で死亡し、「ゴルフ煉獄」なる世界に囚われてしまう。伝説によれば、邪悪なゴルフ煉獄のコースを切り抜ければ、現世へ戻り、さらには惜しくも逃した優勝トロフィーを手に入れることもできるという。主人公は復活を目指し、3本のクラブとたった1つのボールを携えてさまざまなコースへ挑むこととなる。
コースには数多くのトラップが存在。バンカーやラフといったゴルフコースらしい障害のほか、超風力ファンやトゲトゲ、TNT爆弾、テレポーターなどバラエティ豊かなギミックが存在している。プレイヤーはこれらの仕掛けを巧みなショットで避け、あるいは利用することでゴルフ煉獄を踏破していくのだ。無制限にショットを打てるわけではなく、各ホールには規定のパーカウントが存在。決められた回数以内にゴールを果たさないと、コースの最初からやり直しとなってしまう。1ショットも無駄にはできない、緊張感あるプレイが繰り広げられる。
煉獄の旅には、さまざまなサポート要素も存在している。「バーディ・アイ」を使用すれば、コースを俯瞰し、どんな試練が待つか確認することが可能。またパーカウントが足りなくなりそうなら、各所に隠れた金銀の「ショットの像」を破壊してショット数を回復することができるという。さらにコースを巡るなかでは、時折ショップに立ち寄ることもできるようだ。こうした店では、必殺技を使用できるようになる「エースカード」を購入可能。ショットの方向を急転換できる「Uターン」や、直前のショットに戻れる「マリガン」など、20以上存在する切り札でピンチを切り抜けるのだ。
ホールは100以上が存在し、環境は4種類に分類されるという。ミニゲームにも挑めるほか、チャレンジモード(デイリーチャレンジ)やオンライン・リーダーボードといった機能も用意されているようだ。このほか、各エリアでは救済と再生の旅を支えるレジェンド・キャディーの亡霊が待っている。
開発を手がけるChuhai Labsは日本の京都に拠点をおいており、VRスノーボードゲーム『Carve Snowboarding』やPlaydate向けサーフィンゲーム『Whitewater Wipeout』などを手がけている。『Cursed to Golf』の日本向けコンソール展開についてはまだアナウンスされていないものの、日本語対応に対応するようなので、今後の国内発売についても期待したいところだ。
『Cursed to Golf』はPC(Steam)およびNintendo Switch向けに、2022年配信予定。