『ブレイブリーデフォルトII』Steam向けに9月3日リリースへ。とにかくボスが強い、歯ごたえ抜群の大ボリュームRPG
スクウェア・エニックスは8月27日、『ブレイブリーデフォルトII』PC(Steam)版を9月3日に発売すると発表した。価格は7480円。ゲーム内は日本語テキストと日本語音声に対応する。同作は、今年2月にNintendo Switch向けに発売されたRPGだ。
『ブレイブリーデフォルトII』は、スクウェア・エニックスとクレイテックワークスが開発したRPG。舞台となるのは、エクシラント大陸。主人公である船乗りの青年セスが、大陸に流れ着いたところから物語は始まる。そこで出会ったのは、クリスタルを奪われ破滅に追い込まれたミューザ国の王女グローリアだった。その後、一冊の魔導書を読み解くための旅をしているエルヴィスと、そのお供をしている傭兵のアデルらとも知り合う。運命に導かれ出会った4人は、それぞれの使命と目的を果たすため共に旅に出る。
本作の戦闘はターン制を採用。バトル中の行動を司る「BP(ブレイブポイント)」を管理しながら戦う。「ブレイブ」はBPを消費して連続行動。「デフォルト」はガードを固めてBP を稼ぐ守りの戦略。これらを使い分けて敵を圧倒せよ。本作にはジョブの概念も存在。「すっぴん」「モンク」「黒魔道士」「白魔道士」「ヴァンガード」といったジョブをそれぞれのキャラに割り当て、役割分担して戦おう。ジョブは、道中で立ちはだかるアスタリスク所持者を倒すことで新たに取得可能である。
Nintendo Switchで発売された『ブレイブリーデフォルトII』では、ダークな世界観や美しいビジュアルとサウンドなど『ブレイブリーデフォルト』のテイストが残されつつ、新たな王道物語が描かれており、レビュー集積型サイトMetacriticではメタスコア76点と安定した評価を獲得。道中のボスがとにかく強いという点は好みが分かれそうだが、おおむねファンの期待に応える出来に仕上がっている。クリアまでに 50時間以上必要というボリュームも本作のポイントだろう。
一方で、Nintendo Switchというハードウェアスペック上の問題か、ゲームプレイ中にはカクつき(処理落ち)が見られたり、一部ロード時間が長かったり、パフォーマンスに課題を抱えていた。深刻なレベルではないものの、ネックといえる部分だった。Steam版では、そうした課題が克服されていることが期待されるだろう。そのほか、Steam版ではさまざまな解像度オプションが用意されているという。コントローラーもフルサポート。実績やトレーディングカードなど、一通りのSteam向けの機能が揃えられている。定価は7480円で、9月14日2時までは10%オフの6732円でゲームを購入できる。
『ブレイブリーデフォルトII』は、Steam向けに9月3日リリース予定だ。