キュートな陰湿ホラー『Last Light』Steamにて配信開始。いじめっこたちと訪れた廃病院で惨劇の過去に呑み込まれる

 

株式会社CRESTは8月26日、2Dホラーアドベンチャー『Last Light』をSteamにてPC向けに発売した。価格は通常版が1690円、デジタルアートブックを同梱したDigital Deluxe Editionが1890円となっている。
  

 
『Last Light』は、廃病院を舞台に惨劇に巻き込まれる2Dホラーアドベンチャーゲームだ。主人公は、心優しいが引っ込み思案な女子高生のフユカ。彼女は気の弱い性格をクラスメートたちに付けこまれ、イジメのターゲットになっていた。そんななか、フユカはいじめっこたちの肝試しに同行させられることとなってしまう。しかし目的地に向かう道中、彼女は周囲のクラスメートたちの姿が消えていることに気が付く。戸惑う彼女の前に現れたのは、古い廃病院。不思議な喋るネコと出会ったフユカは、病院内でクラスメートたちの学生証を集めながら、かつて起きた惨劇の過去を知ることとなる。 

フユカは薄暗く視界が悪い廃病院のなかで、懐中電灯とロウソクのわずかな明かりを頼りに探索を進めることとなる。廃病院のなかでは、断片的に描かれた絵日記を手に入れることが可能。これらの絵日記は病院の血塗られた過去を知るための、唯一の情報源になる。また怪異の姿や情報が描かれていたり、攻略のヒントとなるメッセージが書かれていたりすることもあるようだ。病院内をくまなく探し、廃病院の謎に迫っていこう。 
 

 

 
廃病院内には、フユカに敵意を向ける化物が現れることもある。攻撃的にフユカを追いかけまわす「レイス」、常に泣き叫び聴覚を頼りにフユカを追跡する「バンシー」など、それぞれ行動の傾向が異なるオバケがフユカをつけ狙う。アイテム、ロッカー、地形など、あらゆるものを活用し、猛追を振り払うのだ。一方、病院内には不思議な住民たちも存在。かつての患者だった子どもたちが、霊として病院のなかを徘徊しているのだ。液体恐怖症の子どもや人形のような少女、笑うことを止められない患者など、アクの強いキャラクターが登場。彼ら・彼女らの手伝いをすることで、道が開かれることもあるという。 

なお現在、本作の発売を記念したTwitterキャンペーンが実施中。CREST GAMES 公式Twitterをフォローし、該当ツイートをリツイートした人から抽選で5名に、フユカ役を演じた野水伊織さんの直筆サイン色紙がプレゼントされる。応募期間は8月31日まで。8月31日からは異なるプレゼントのキャンペーンも実施されるようなので、気になる人はチェックしておこう。 
 

 
Last Light』はSteamにて、PC向けに販売中。通常版が1690円、デジタルアートブックを同梱したDigital Deluxe Editionが1890円にて入手可能だ。