ファンタジー遊園地運営シミュレーション『Park Beyond』発表。空飛ぶジェットコースターに三段メリーゴーランド、現実を超えたアトラクション
バンダイナムコエンターテインメントは8月26日、遊園地経営シミュレーション『Park Beyond』を発表した。対応プラットフォームはPC/PlayStation 5/Xbox Series X|S。リリース時期は2022年を予定している。
『Park Beyond』はファンタジーな遊園地をクリエイトし、運営するシミュレーションゲームだ。プレイヤーが引き受けるのは、伝統的なアトラクションがさまざまに残された古めかしい遊園地。ここでプレイヤーは「impossification(不可能化)」を合言葉に、さまざまなリニューアルを手がけることとなる。
トレイラーでは、1980年代から残された遊具が、続々とファンタジックにアレンジされていく様子が映し出されている。たとえばジェットコースターには大砲が設置され、飛び出したコースターがウィングで滑空する姿を確認可能だ。またメリーゴーラウンドは地上に設置されているだけでなく、ウェディングケーキのように多段階に展開する複雑な構造に進化。そして観覧車は、十数個もの滑車が組み合わさった時計仕掛けのような大アトラクションへと発展を遂げている。本作ではキャリアモードのほかサンドボックスモードも用意されているとのことで、現実離れしたアトラクションを自由に組み合わせて楽しむことができそうだ。
ストーリーモードでは、プレイヤーの事業を妨害する敵や成功へと導く味方など、多彩なキャラクターとの出会いがあるという。パークマネジメントの仕組みを学ぶために会議やプレゼンなどに参加する場面もあるそうだ。情熱的なテーマパークの創業者・フィルと、厳しくもフレンドリーなエグゼクティブ・イジーのサポートを受けながら経験を積み、楽しさと収益性のバランスを取りながら、ビジネスを成功させていこう。
開発を手がけるLimbic Entertainmentは、『トロピコ 6』などを手がけたデベロッパーだ。同作はカリブ海の独裁国家を築く箱庭型シミュレーションゲーム。『Park Beyond』では、そうした経営シミュレーションゲーム開発のノウハウが活かされることだろう。
『Park Beyond』は、PC/PlayStation 5/Xbox Series X|S向けに2022年リリース予定だ。
【UPDATE 2021/08/26 12:05】
国内向け発表に合わせ本文を加筆・調整。