モンスター育成牧場RPG『モンスター・ハーベスト』国内Nintendo Switch版は9月2日、Steam版は8月31日にリリースへ。幾度の延期を経て
パブリッシャーMerge Gamesは、『Monster Harvest(モンスター・ハーベスト)』をSteam向けに8月31日、国内Nintendo Switch向けに9月2日にリリースするようだ。弊誌がMerge Gamesに問い合わせしたところ、上記発売日になるとの回答を担当者より得られた。Nintendo Switch版の発売のみ少し遅れる理由については、できるだけ木曜日に発売するようにという要望に沿った結果であるそうだ。 なおゲーム内は日本語表示に対応する。
『モンスター・ハーベスト』は、農業とモンスター収集要素をかけあわせたアクションRPGだ。開発を手がけるのは、カナダのインディースタジオMaple Powered Games。本作でプレイヤーはプラニマル・ポイントなる世界にて、農場を経営していく。荒れ果てた畑を整備しながら、種や作物を植えていき、牧場を立て直していくのだ。近隣の街に出かけ住民と交流したり、クラフトによるアイテム作成に励もう。本作の制作においては『牧場物語』などに影響を受けているという。
『モンスター・ハーベスト』の特徴は、作物が変異する点。本作には、プレイヤーが育てている作物を生き物に変異させる、特殊なスライムが登場するそうだ。作物の変異体はプラニマルと呼ばれているそうで、モンスター的な位置づけだ。プラニマルは、プラントとアニマルを組み合わせた言葉だろう。作物を育てて出荷しつつ、時に変異体を生み出し、その変異体と共に生活を送っていくわけだ。彼らの背中の上に乗って行動したり、ダンジョンに潜ったり、苦楽を共にしよう。
ゲーム内では時間が流れており、乾燥・雨・闇の3つの季節が移り変わっていく。天候や季節によって育てられる作物は変わるという。プラニマルは暮らしのお供になってくれるほか、戦いにも参加してくれる。戦闘はターン制で展開され、プラニマルを成長させる要素などもあるようだ。農場の近くには街も存在しており、地元の住人との交流を深めることもできる。
『モンスター・ハーベスト』は、実は幾度も延期を重ねている。今年3月にはSteam版の発売日が5月13日であると発表されていたが、のちに7月8日へと延期。クローズドベータテストに参加したテスターのフィードバックを受け、さらに製品を成熟させるための決断であると説明した。その後8月19日への延期が発表。そしてのちに、8月31日へと変更された。いずれも製品の品質向上のためとしている。本作においては7月下旬に体験版が配信されている。ユーザーのフィードバックを受けながら、時間をかけ内容を洗練させているのだろう。
『モンスター・ハーベスト』Steam版は8月31日、国内Nintendo Switch版は9月2日に発売予定。将来的にはPS4/Xbox Oneでもリリース予定だという。 Steam向けには体験版も配信中だ。