『サイバーパンク2077』アップデート1.3ではパークを振りなおしやすくなる。性風俗店での“性別勘違い事故”も予防に向け改善


CD PROJEKT REDは8月16日、『サイバーパンク2077』の次回アップデート(パッチ1.3)の情報を一部公開した。「ナイトシティ内のニュース番組」を模したかたちで、パッチ内容が紹介されている。ミニマップがより正確なものに変更され、パークのリセットがより簡単になるようだ。また一部ミッションのUIが改善されている。正式なパッチノートは後日公開予定だ。

まずミニマップの改善がおこなわれたようだ。公開された映像は、パッチ適用前と適用後のミニマップを比較する内容となっている。パッチ1.3適用後はミニマップがプレイヤーの位置をより正確に反映しているようだ。「ミニマップシステムをアップデートした結果、より正確な情報をドライバーに伝達することが可能になりました。スピードも安全も両立した、快適なドライブをお楽しみください」とのこと。
 

 
また特定のミッション中、画像が表示される時間が調整されるようだ。本作のメインミッションのひとつ「機械仕掛けの愛」では行方不明となったある人物を捜すため、「クラウド」とよばれる性風俗店を訪れる。受付では女性か男性、どちらのサービスを受けたいのか選択できる。この際女性のスカイと男性のエンジェルの画像が表示されるはずだが、表示時間が意図したものより短くなっていた。

そのため画像を見逃し、どちらが女性か男性か分からなくなるプレイヤーが多くいたようだ。さらにスカイとエンジェルはどちらも性別が判別しにくい名前であるので、なおさら分かりづらい。エンジェルを女性だと勘違いしたまま指名して、個室へ入ったとき男性が出てきて驚くといった事故が発生していたようだ。

どちらを選んでも物語の結末には関係はない。とはいえエンジェルを女性だと思って指名していたプレイヤーも多いため、Redditでネタにされていたのだ。受付で画像が表示される時間が長くなることで、悲しい勘違いは減ることだろう。
 

 
またパークのリセットが簡単になる。従来のバージョンでは、パークの振りなおしをするには街のリパードクから、高価なアイテムを購入する必要があった。パッチ1.3からはパークを振りなおすとき、キャラクター画面から直接お金を払ってスキルの振り直しができる。「このアップデートにより、様々なビルドタイプを試しやすくなりました。多額の費用も必要ないため、これまでと比べて、気軽に色んなパークを試すことができます」とのこと。サイバーパンクな世界観らしく、体の改造がより簡単におこなえるはずだ。
 

 
正式なパッチノートは後日公開予定。また8月18日午前1時からは、CD PROJEKT REDのメンバーによる公式放送「REDstreams」が放送されるという。パッチ1.3のより詳細な情報を解説する番組となるようだ。さらに本国の配信を日本語で解説するミラー配信もおこなわれる。興味があればチェックするといいだろう。