PlayStation 4向け『ゴースト・オブ・ツシマ(Ghost of Tsushima)』の通常版およびデジタルデラックスエディションについて、PlayStation Storeでのダウンロード販売が終了したようだ。現在は、8月20日に発売予定の「ディレクターズカット(DIRECTOR’S CUT)」のみが購入可能となっている。
『ゴースト・オブ・ツシマ』は、ソニー・インタラクティブエンタテインメント/Sucker Punch Productionsが手がけ、2020年7月に発売されたオープンワールド時代劇アクションアドベンチャーゲーム。文永の時代にモンゴル帝国が侵攻した日本の対馬を舞台に、武士の道から外れ冥人となった境井仁の活躍を描く。
本作は通常版と、ゲーム内アイテムなどを同梱したデジタルデラックスエディションが販売されてきたが、PlayStation Storeでは共に配信終了となった。代わって販売されているのが、8月20日に発売されるPS5/PS4向けディレクターズカット版だ。ディレクターズカットでは、ゲーム本編とオンライン協力プレイモード「Legends/冥人奇譚」に加え、新たな敵や追加ストーリーなどを含む「壹岐之譚」、開発チームと日本の歴史学者によるコメンタリー映像などを収録している。
さらに、PS5版においては60fpsに合わせたダイナミック4K解像度に対応し、DualSenseのハプティックフィードバックとアダプティブトリガー機能、ステレオヘッドホンによる3Dオーディオもサポート。ゲーム内では、日本語リップシンクも実装される。
おそらく、ディレクターズカットが間もなく発売を迎えることから、通常版は配信終了させてラインナップを1本化したのだろう。価格は少しアップするかたちになるが、その分充実したコンテンツが収録される。なお通常版を所有するユーザーは、有料にてディレクターズカットへのアップグレードが可能。PlayStation Storeでは、そのアップグレード権も販売されている。
『ゴースト・オブ・ツシマ ディレクターズカット』は、PS5/PS4向けに8月20日発売予定だ。