MMOアクションRPG『BLESS UNLEASHED PC』Steamにて好調スタート。評価は分かれるも根強い人気見せる
NEOWIZが手がけるオンラインアクションRPG『BLESS UNLEASHED PC』が好調なスタートを切っている。8月6日にリリースされた同作は、配信当日に同時接続ユーザー数6万1409を記録。評価は割れているものの、数字は着実に伸びており、リリース日以降も日々ピーク時7万から7万5000程度の同時接続ユーザー数を維持している(SteamDB)。
『BLESS UNLEASHED PC』は、オンラインアクションRPGだ。基本プレイ無料のアイテム課金方式が採用されている。ゲーム内は日本語表示に対応。NEOWIZ傘下のスタジオRound8が開発しており、国内プロモーションはゲームオンが担当している。本作の舞台は、かつて人間の魔術師が災禍を招いた世界。長い年月が経過し、荒廃した大地は回復しつつあったが、世界には再び危機が訪れようとしていた。主人公は、街で平穏に暮らしていた。しかし、ある日友人に誘われお祭りに参加したところ、街が魔物に襲撃されてしまい、やがて大きな戦いへと巻き込まれていく。
オープンフィールドの探索や生活コンテンツといったMMOの定番要素が一通り揃えられている『BLESS UNLEASHED PC』。本作の特徴は歯ごたえある戦闘だ。プレイヤーキャラの動きや攻撃には重量感があり、コンボやスキルを組み合わせて、敵に重々しく攻撃を打ち込んでいく。同様に敵の攻撃も重く、ダメージを受けると体力がごっそり削られる。単に攻撃を加えていくだけでなく、回避を織り交ぜることが重要になる。また敵の体力もそれなりに高いので、集中力を切らさないことも求められる。他プレイヤー多人数と協力して強大な敵と戦うレイドコンテンツも充実しており、そうした状況でも緊張感のある戦いが展開されるわけだ。
一方で、そうした戦闘システムを採用したことによる、操作面の重さや戦闘時間の長さは好みが分かれているようだ。戦闘を含めて、全体的に拘束時間が長めな側面があり、そうした仕様についても意見が分かれている。またプレイ中のGPU負荷が高いとの指摘も相次いでいる。開発元はフレームレートの最低値を変更するなど、パフォーマンス最適化に取り組んでいる。
Steamレビューは1万5000件近い意見が寄せられ「賛否両論」と評価が割れている。一方で同時接続ユーザー数は先述のとおり高い水準を維持しており、根強い人気が見られている。評価が割れているにもかかわらず、ユーザー数が落ちてないというのは、やや珍しいケース。同作の人気が今後どのように推移していくか、見守っていくのも面白そうだ。
『BLESS UNLEASHED PC』はSteamにて基本プレイ無料にて配信中。ゲーム内では、サービス開始を記念した複数のキャンペーンが展開されている。詳しくはSteamストアページをチェックしてほしい。