東洋バトロワ『NARAKA: BLADEPOINT』Steamにて配信開始。最大60人で、鉤縄や刀を駆使して熾烈に戦う

NetEase Gamesは8月12日、『NARAKA: BLADEPOINT』を配信開始した。『NARAKA』は、東洋風の世界を舞台に、最大60人のプレイヤーが最後の1人になるまで戦うバトルロイヤル型のアクションゲームだ。

NetEase Gamesは8月12日、『NARAKA: BLADEPOINT』(以下、NARAKA)を配信開始した。プラットフォームはPC(Steam)。価格は通常版が2200円。8月19日までにゲームを購入すれば、『陰陽師』シリーズとのコラボ武者である妖刀姫も手に入る。なお本作はPS5を含めたコンソール版が開発中であることも伝えられている。


『NARAKA』は、東洋風の世界を舞台に、最大60人のプレイヤーが最後の1人になるまで戦うバトルロイヤル型のアクションゲームだ。本作では剣戟アクションを基本に、通常攻撃・剛体攻撃・崩しの構えの三すくみシステムを採用している。プレイアブルキャラクターの武者には複数の近距離・遠距離武器が用意されているほか、高速移動に利用できる鉤縄をもつ。また、武者の固有スキルを別の効果へと派生させるタレントや、各武器の性能を変化させる魂玉により、プレイスタイルに合わせたカスタマイズが可能となっている。

マップには高さの概念も重要であり、立体感のある戦闘が楽しめるのが本作の特徴だ。前述した三すくみの駆け引きも重要。位置取りや立ち回り、そして正確な入力と、勝ち抜くためには高いプレイヤースキルが求められる。ゲームモードとしては、ガチ対戦を楽しむ「選ばれし者」モードのほか、立ち回りやコンボ練習を楽しめる「エンドレス試練」モードが用意されている。


製品版のリリースに際しては、新近接武器である短剣やチェーンソーも実装された。今後は3か月おきにコンテンツが追加されていく。またチーター検知システムが導入されたのちに、ゲーム内チーターの報告に成功すれば、槍のスキン「正気のほうき」が報酬として配布されるなど、不正者取り締まりに力を入れるようだ。

『NARAKA』は、発売前より大々的にプロモーションが実施されており、高い注目を集めている。4月に実施されたグローバルテストのSteam同時接続プレイヤー数は、一時は14万5533人に至っており、期待の高さがうかがえた。製品版リリースに際しても、同様の盛り上がりが見られるのか注目したいところだ。

『NARAKA』はPC(Steam)向けに配信中。通常版のほかにも、限定スキンなどを追加収録するデラックス版とアルティメット版が販売中である。Epic Gamesストアでは9月中旬より配信されるほか、PS5を含めたコンソール版も開発中だ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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