オープンワールド推理ゲーム『パラダイスキラー』日本語版は8月20日発売へ。誰を告発するかもプレイヤー次第の高自由度ADV
パブリッシャーのレオフルは8月11日、『パラダイスキラー』日本語版を8月20日に発売すると発表した。国内Nintendo Switch版が同日に配信されるほか、すでに配信されているSteam版に日本語が追加されるようだ。Nintendo Switch版の価格は税込2500円で、Steam版は引き続き2050円にて販売される。
『パラダイスキラー』は、オープンワールド推理アドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、熱帯の島・パラダイス島。ここには人間の精神を異星神に捧げる不老不死の信者たちが居住。人間たちを異次元空間内の人工島に連れ去り、奴隷として強制労働させた挙句、儀式の生贄として虐殺している。主人公はそんな信者の一人である、捜査オタクのレディ・ラブ・ダイだ。レディは亡命先からの依頼を受け、パラダイス島にて殺人事件の調査を進めていく。
本作では、オープンワールドの世界を探索。パラダイス島を一人称視点で自由に移動し、住民への事情聴取や犯行現場周辺の調査など、自らの足を使って情報を掴み、推理を進めていく。住民の動機やアリバイを探り、真実にたどり着いたと思ったら、いつでも裁判編に突入してよい。自分が思う真実に沿って犯人を選び、罰するのだ。推理における自由度が高く、遊び手によって証拠を集める順序や、論理を組み立てるまでの道筋が異なる。誰を告発するかも選ぶことができる。どのように推理するかは、プレイヤー次第だ。
本作の世界観はかなり独特。ヴェイパーウェイヴ特有の奇妙な日本観、80年代のJポップにインスパイアされたシティ・ポップサウンド、創造と破壊を繰り返す歪んだ楽園、階級格差、渦巻く陰謀、世界設定に組み込まれたコズミックホラー。さまざまな要素を盛り込んだ独自の世界観や、自由度が高くユニークなゲームシステムが高く評価されており、Steamでは1300件以上のレビューが寄せられ評価は「圧倒的に好評」となっている。そんな人気作が、レオフルによって日本語化されるわけだ。
IARCレーティング16+のちょっぴり大人向け推理アドベンチャー『パラダイスキラー』日本語版は、8月20日発売予定だ。なおNintendo Switch版については、9月6日までは10%オフの税込2250円で購入可能である。