Epic Gamesストアにて『A Plague Tale: Innocence』『Minit』無料配布中。疫病による死を免れる重厚ADVと、1分間でサクッと死ぬアクションの2本立て

Epic Gamesストアにて8月5日、『A Plague Tale: Innocence』と『Minit』の無料配布が開始された。アカウントにログインあるいは新規作成して入手すれば、期間終了後も保有しプレイ可能だ。

Epic Gamesストアにて8月5日、『A Plague Tale: Innocence』と『Minit』の無料配布が開始された。アカウントにログインあるいは新規作成して入手すれば、期間終了後も保有しプレイ可能だ。配布期間は8月13日0時まで。  

『A Plague Tale: Innocence』は、2019年にリリースされたアドベンチャーゲームだ。疫病に侵された中世フランスを舞台に、姉弟の逃避行を描く。15歳の少女でありながら、父親から狩猟の手ほどきを受け、力強く自立した女性である姉のAmicia。わずか5歳にして病弱に育ち、外の世界への危険に好奇心を示す弟のHugo。二人は、宗教裁判の差し金により追われる身となってしまう。 

大人に対抗しうる力をもたない子供の姉弟は、ときにずる賢く、ときに絆を発揮しながら、さまざまな危険をしりぞけて逃避行を続けていく。レビュー集積サイトMetacriticではメタスコア81点と高い評価を獲得した本作。2022年には続編である『A Plague Tale: Requiem』の発売も予定されており(関連記事)、注目度の高い作品となっている。来年の次回作を前に一度、物語の始まりとなる本作を履修しておくのもいいだろう。 
 

 
一方、『Minit』は2018年にリリースされたアクションアドベンチャーゲームだ。主人公はある日、浜辺に落ちていた見慣れない剣を手にする。だが、その剣には拾った者を1分ごとに死に至らしめる呪いがかけられていた。剣にかけられた呪いと、その謎を突き止めるため、主人公は不思議な世界へと旅に出ることとなる。プレイヤーは1分という限られた時間の中で、アイテムやヒントを手に入れながら呪いの正体を突き止めることとなる。旅の途中ではときおり、クセの強い住人たちと出会うことも。住民たちの悩みを解決してあげれば、プレイヤーの助けにもなってくれるのだ。 

基本操作はシンプルで、移動・アイテム使用・1日のやり直しを使いこなすことで冒険を進めることとなる。主人公は起床からわずか1分間で死亡する運命にあるものの、一度手に入れたアイテムは次のループへ持ち越すことが可能。少しずつ島の住人から依頼されたタスクを完了しながら、行動範囲を広げていき、先へ進むためのキーアイテムを獲得していこう。本作は『Nuclear Throne』などで知られる元Vlambeerの共同創設者Jan Willem Nijman氏、Vlambeer作品や『Celeste』(B-Side)などの楽曲を担当したJukio Kallio氏、Crows Crows Crowsの共同創設者Dominik Johann氏、そして注目の若手を選出するForbes 30 Under 30に選ばれたKitty Calis氏など、実力派開発者4名よって手がけられている。 
 

 
A Plague Tale: Innocence』および『Minit』は、8月13日0時までEpic Gamesストアにて無料で入手することができる。なお8月13日からは、SFオープンワールド『Rebel Galaxy』が無料配布の対象となる予定だ。 

Yuki Kurosawa
Yuki Kurosawa

生存力の低いのらくら雰囲気系ゲーマーです。熾烈なスコアアタックや撃ち合いを競う作品でも、そのキャラが今朝なに食ってきたかが気になります。

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