ソニー・インタラクティブエンタテインメントは8月5日、『ゴースト・オブ・ツシマ』および『ゴースト・オブ・ツシマ ディレクターズ・カット』における新コンテンツを発表した。今回告知されたのはオンラインマルチプレイコンテンツ「Legends/冥人奇譚」について。同コンテンツでは9月3日より新モードが無料追加されるという。
具体的には、新モードとして「群雄」が追加される。「群雄」は、2 人組2 チームに分かれて、敵のウェーブをクリアしていく対戦モードだ。敵を倒すことで手に入る勾玉を集めると、対戦相手のチームをさまざまな形で妨害することができるという。一定数の勾玉を消費すると、最後のウェーブが解放。対戦相手のチームよりも速く、最後のウェーブをクリアすると勝利になる。直接刀を交えるというより、妨害しあいながらクリアの速さを競う対戦モードのようだ。
「Legends/冥人奇譚」には、新システムも追加される。「武具の達人」なるやりこみ要素が用意され、気レベル110の武具を手に入れたプレイヤーは「達人の試練」に挑むことが可能。この試練を乗り越えると武具の気レベルが最大120 にアップグレードされ、ふたつめの技能スロットを獲得可能。達人の試練を解放することで、役目ごとの新たな特技もアンロックされる。同アップデートでは、武具やトロフィーも新たに追加予定。
「Legends/冥人奇譚」については、9月3日のアップデートだけでなく、『ゴースト・オブ・ツシマ ディレクターズ・カット』発売日である8月20日にも、新機能を追加するアップデートが配信予定。サバイバルミッション「九死」のプレイ時間を短縮する調整が実施され、週替わりの百鬼チャレンジにバリエーションが加えられるほか、『ゴースト・オブ・ツシマ』本編や二周目で入手したアイテムを「Legends/冥人奇譚」でも使用できるように、追加の装具を解放するとのこと。
さらに、9月10日から10月1日にかけては毎週「Legends/冥人奇譚」向け追加コンテンツが配信されるとのこと。「群雄」モードの新マップ、壱岐の島や壱与の国からインスピレーションを受けた「九死」の新マップ、壱与の難行や高難度レイドミッション「大禍」を手軽な長さで楽しめるモード、新たなオンラインリーダーボードなどが実装されていくそうだ。
「Legends/冥人奇譚」は、『ゴースト・オブ・ツシマ』所有者ならばプレイできる無料コンテンツであるが、このたびスタンドアロン版の発売も決定。『Ghost of Tsushima: Legends/冥人奇譚』として、PS5/PS4向けに税込2200円にて発売予定。発売日は9月3日だ。『Ghost of Tsushima: Legends/冥人奇譚』を購入した後に、シングルプレイのゲーム本編をプレイしてみたくなった場合は、PS4版は税込5390円、PS5版は税込6490円の追加料金にて、『ゴースト・オブ・ツシマ ディレクターズ・カット』にアップグレードすることも可能とのこと。
『ゴースト・オブ・ツシマ ディレクターズ・カット』は、8月20日に発売予定だ。