廃病院の逃走ホラー『Last Light』Nintendo Switch/Steam向けに発表、Steam版8月26日配信へ。かわいさとグロさ混じる逃走劇
株式会社CRESTは8月4日、TEAM CORN FIELDが手がけるホラーアドベンチャーゲーム『Last Light』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびNintendo Switch。Steam版は8月26日に先行配信するといい、価格は1690円(税込)。Nintendo Switch版は後日配信予定となっている。
『Last Light』は、古い廃病院を舞台にするホラーアドベンチャーゲームだ。主人公のフユカは、友達と一緒に肝試しをすることとなるが、ある時点で友達がいなくなっていることに気づく。そして、目の前に現れた廃病院に囚われることとなる。彼女は、1本の懐中電灯と、ロウソクのわずかな明かりのみを頼りに、薄暗く視界が悪い病院内を探索。この場所には惨劇の過去があり、フユカは廃病院の真実に飲み込まれていく。
病院を探索するなかでは、断片的に描かれた絵日記を手に入れることができる。絵日記は、この病院の血塗られた過去を知ることができる唯一の情報源だという。また、同級生たちの学生証も、何らかの手がかりとして入手可能。病院から脱出するには、学生証を集める必要があるようだ。
病院内にはそうしたアイテムだけでなく、フユカに敵意を向ける化物も存在。たとえば、執拗に彼女を追い回す攻撃的なレイスや、目が見えず音だけを頼りにすがり寄ってくるバンシーなどがおり、化物に出会ったならとにかく逃げなければならない。ロッカーの中に隠れたり、アイテムや地形を活かしたりなど、あらゆるものを活用して猛追を振り切るのだ。この病院での惨劇の真相に迫るには、逃げる勇気が求められる。
このほか、この病院の過去の患者たちも、霊として徘徊している。あらゆる液体が怖くて見ることさえできず被り物をしているマスクや、他人の指示でしか動けなくなってしまったエリ、笑い顔・笑い声を止められなくなったルイなど。不気味な存在ではあるが、彼らのお手伝いをすることで、道が開かれるかもしれないという。さらに、気まぐれでフユカをサポートしてくれる、しゃべる猫も登場する。
『Last Light』は、PC(Steam)向けに8月26日配信予定。Nintendo Switch版は後日配信予定である。