クラシックゲーム機をHDMI接続で楽しめる「HDMIコンバーター」発表。GC/N64/SFC/NewFC用とSS用の2製品
ゲーム関連製品メーカーのコロンバスサークルは8月3日、クラシックゲーム機の映像出力をHDMIに変換できる「HDMIコンバーター(GC/N64/SFC/NewFC用)」と「HDMIコンバーター(SS用)」を発表した。いずれも10月下旬発売予定で、価格はオープン価格。参考価格は、「HDMIコンバーター(GC/N64/SFC/NewFC用)」は4950円、「HDMIコンバーター(SS用)」が5390円とのこと(共に税込)。
「HDMIコンバーター(GC/N64/SFC/NewFC用)」は、昔懐かしいGC/N64/SFC/NewFC本体の映像出力を、HDMIに変換できるコンバーターだ。任天堂のかつての家庭用ゲーム機に対応する製品ではあるが、公式ライセンスを取得しているわけではないため、コロンバスサークル的にはニンテンドーゲームキューブではなく、あくまで“GC”。ほかのハードについても同じような表現を使っている。当時は、コンポジットやS端子、RF接続などが用いられていたが、現在一般的なHDMIに変換することで、テレビやPCモニタで当時のゲームを手軽に楽しむことができる。
製品には、画面比率切り替えスイッチを搭載。オリジナル当時を再現する「スタンダード(4:3)」と、現代のテレビの仕様に合わせた「ワイド(16:9)」を、好みに合わせていつでも切り替え可能だ。対応解像度は1080p。アップコンバート機能は搭載されていない。
一方の「HDMIコンバーター(SS用)」は、いわゆるSSに対応する映像出力変換コンバーターだ。繰り返しになるが、セガサターンとは呼べないためか“SS”である。基本的な仕様は「HDMIコンバーター(GC/N64/SFC/NewFC用)」と同じであり、先述した画面比率切り替えスイッチも搭載。HDMI接続に対応するテレビ・PCモニタで、SSゲームを楽しめる。こちらも対応解像度は1080pで、アップコンバート機能は搭載されていない。なおいずれの製品も、ゲーム機本体の製造時期やゲームソフトによっては、正しく映像が出力されない場合があるとのことである。
「HDMIコンバーター(GC/N64/SFC/NewFC用)」と「HDMIコンバーター(SS用)」は、共に10月下旬発売予定だ。製品の詳細は公式サイトを確認してほしい。