『あつまれ どうぶつの森(あつ森)』8月になってできるようになること(2021年版)

先日7月29日に3か月ぶりのアップデートが実施された『あつまれ どうぶつの森』。本稿では、2021年8月に入って『あつまれ どうぶつの森』の島に訪れた変化や月内に楽しめる季節イベントなどを紹介していきたい。

先日7月29日に3か月ぶりのアップデートが実施された『あつまれ どうぶつの森』。8月を迎えた島々では、ちょっぴり新しくなった花火大会や新たな季節限定アイテムが登場する。そして夏の北半球は8月いっぱい、冬の南半球は8月24日をもって四季の変わり目を迎える。それぞれの残り少ない季節を目一杯楽しみたいところだ。本稿では、2021年8月に入って島に訪れた変化や月内に楽しめる季節イベントなどを紹介していきたい。

今年も花火大会が開催、新たに美味しそうな景品が登場


まずは8月中におこなわれる季節イベントを見ていこう。目玉となるのは、北半球・南半球共通の大型季節イベントとなる花火大会だ。昨年に引き続き、2021年も毎週日曜日の19時~24時の間に開催される。花火大会中は案内所前の広場にしずえや島の住民が集まり、つねきちが営む屋台も登場する。広場で花火を楽しんでいる住民とは、イベントならではの特別な会話が楽しめる。またしずえからは、頭につけると花火に負けないくらい光輝く数種類のアクセサリーが貰える。ちなみに、今年もたぬきちは案内所内でお留守番の様子。

そして、つねきちが営む屋台では「いなりくじ」を引くことができる。クジの結果に応じて「てもちはなび」「シャボンだま」「ふきもどし」といったお祭りにぴったりな景品が入手可能だ。なお、2021年のいなりくじには新たな景品が登場。お祭りで定番の「わたあめ」や「アイスキャンディ」、空前のブームを巻き起こした「タピオカドリンク」といった美味しそうなアイテムが加わっているようだ。先日任天堂が公開したアップデートの告知ページには、多色のわたあめやアイスキャンディを頬張るプレイヤーの姿が映し出されている。すなわち、ついにプレイヤーにもフルーツ以外に食べたり飲んだりできるアイテムが実装されたというわけだ。7月以前は、どうぶつの住民たちが飲み食いしている様子を横目で見るだけだったが、これからは仲良しのどうぶつたちと一緒に食事が楽しめるようだ。新たな景品はぜひともゲットしておきたいところ。


また昨年と同じく広場のしずえにマイデザインを渡すことで、オリジナルの花火が打ち上げられる。1度に打ち上げ可能なオリジナル花火は最大10種類まで。もちろん、エイブルシスターズに設置されている「マイデザイン・ショーケース」でダウンロードしたものも使用できる。今のうちに複数のマイデザインを準備しておけば、オリジナリティ溢れる華やかな花火大会になることだろう。花火大会の開催日は8月の毎週日曜日、1日・8日・15日・22日・29日だ。


長らく続いた夏・冬の季節イベントは今月まで


北半球・南半球ごとの季節イベントについては、季節の移り変わりによって8月中に閉幕を迎える。現在北半球で開催されているのは「なつのかいがら」イベント。海岸沿いで「なつのかいがら」を拾い、貝殻を材料とするDIYレシピを風船などから入手することで、夏らしいイベント限定アイテムが作成できる。まだ集め足りないという方は、海岸沿いに目を配っておこう。イベント期間は8月31日までとなっている。ちなみに北半球では、第4土曜日の8月28日に「ムシとり大会」も開催されるのでお忘れなく。


一方の南半球では、「ゆきのけっしょう」イベントが開催中。虫あみで雪の結晶を入手し、島の風船などから手に入るDIYレシピを覚えることで、冬にぴったりな家具が作成できる。また同じく開催中の「雪だるまづくり」イベントでも、島内のどこかにある2つの雪玉を組み合わせてカンペキな雪だるまを完成させることで、雪や氷にちなんだ家具が入手可能だ。それぞれのイベント期間は8月24日まで。雪解けを迎える前に、冬ならではのイベントを楽しみ尽くしておきたい。なお8月25日からは春になり、「はるのわかたけ」イベントが楽しめるようになる。島や離島に生えている竹をオノで叩いて「はるのわかたけ」をゲット。風船などからDIYレシピを集めて、竹にまつわるアイテムを作成しよう。イベントは11月末まで実施されるので、のんびり集めるといいだろう。


北半球の生き物の数はピークに


まもなく迎える四季の変わり目とともに、島々に生息する生き物のラインナップも変化する。8月の北半球には前月に引き続き、カブトムシやクワガタ、ナポレオンフィッシュやライギョなどの多くの生き物が生息している。また8月にはツクツクホウシ・トノサマバッタ・スッポンといった生き物も加わったことで、生息する生き物の数は2021年内のピークを迎えている。この機会にめずらしい虫や魚をたくさん捕まえて、レックスやジャスティンに模型を作ってもらうといいかもしれない。

一方の南半球では、新たに生息し始めた生き物はハンミョウのみ。ラインナップの変化はちょっぴり寂しいものの、ワカサギやフグといった冬ならではの生き物が生息している。なお9月からは、暖かな春の気候に誘われた生き物たちが姿を見せ始める。捕まえ残しのないように、各図鑑をチェックしておこう。

新アイテムは「きゅうりのうま」と「なすびのうし」


タヌキ商店の販売商品とは別途、たぬきショッピングにて並べられる季節限定アイテム。8月には4種類のアイテムが登場する。8月5日からは「おりひめのふく」「ひこぼしのふく」が購入できる。旧暦の7月7日、今年の8月14日にアジア地域でおこなわれる節供(句)「牛郎織女の日」にちなんだアイテムだ。日本では「七夕の日」として7月7日におこなわれる。2種のアイテムはどちらも星柄の着物衣装になっており、花火大会にも似合いそうだ。なお昨年は8月1日~8月31日まで販売されていたが、2021年の販売期間は8月5日~8月14日までと短くなっているので注意されたし。

また8月10日からは、お盆にちなんだ新登場のアイテムとして「きゅうりのうま」「なすびのうし」が登場する。ご先祖さまが行き来するための乗り物(精霊馬)とされているアイテムだ。馬に見立てたキュウリには早く家に辿り着いてほしいという思いが、ナスに見立てた牛には名残り惜しいがゆっくり帰ってほしいという思いが込められている。また地域によっては、ゆっくり丁寧にという意味を込めて牛で迎え、急いで帰ってもらうために馬を供える場合もあるそうだ。アイテムの販売期間は8月16日までで、期間中にどちらかが日替わりで並ぶ。こちらの販売期間も短めなので、忘れずにチェックしておこう。


先日7月29日におこなわれたVer.1.11.0アップデートによって、2021年ならではの夏の彩りが加わった『あつまれ どうぶつの森』。アップデート告知の際には、2021年内にさらなるアップデートの計画があるとも伝えられている。次回アップデートについては、9月21日までの季節限定アイテムが公開済みであり、10月にはハロウィンイベントも始まることから、9月末あたりに何らかの告知があるかもしれない。ちなみに今回のアップデートでは、告知外に3つのハロウィンアイテムも追加されている(関連記事)。花火大会の景品など、新たに登場したアイテムのさまざまな仕掛けを楽しんでほしい。

Tetsuya Yoshimoto
Tetsuya Yoshimoto

ニュース担当。国内を中心に日々トレンドを探求しています。新しいものや可愛いものが好き。

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