SFディストピアRPG『Encased』9月7日に正式リリースへ。荒廃した世界を自由に生き、希少な遺物を追う
パブリッシャーKoch MediaのゲームレーベルPrime Matterは7月30日、Dark Crystal Gamesが手がけるSFディストピアRPG『Encased』を、9月7日に発売すると発表した。本作は、現在SteamとGOG.comにて早期アクセス中。今回の正式リリースに合わせて、Epic Gamesストアでも配信開始する。
『Encased』は、架空の1976年の世界を舞台にするSFディストピアRPGだ。本作の世界には、ドームと呼ばれる巨大な建造物が存在。外界から隔離され、恐ろしい“事故”を生き延びたその環境には、驚異的なテクノロジーや恐ろしい敵があふれているという。プレイヤーは希少な人工遺物を求めて、引き返すことのできないドームでの旅に挑む。
本作にてプレイヤーは、科学者・エンジニア・警備員・管理者・犯罪者の5つの職業から選択し、オープンワールドの世界に飛び込むこととなる。職業によって初期ステータスや能力が異なり、特定のセリフが発生することも。ゲームを進めるなかでハッキングや盗みなど多様なアビリティを習得し、また近接戦闘やステルスなどの能力を磨いて、自分だけのキャラクターを作り上げるのだ。
本作は、ポストアポカリプスの世界観をもつクラシックRPGから影響を受けており、そうした作品と同じく、ゲームプレイは探索や戦闘、クエストにて構成。ドーム内を探索し、武器や物資をクラフト・アップグレード・修理しながら、毎日を生き延びることとなる。料理をすることも可能だ。
どのクエストにおいても、ステータスや選択肢に応じたさまざまな攻略法があるという。たとえば敵を脅したり、重要人物を説得したり、あるいは賄賂を渡したり。虐殺者となるも平和主義者となるもプレイヤーの自由であり、さまざまなプレイスタイルを許容する。そして、プレイヤーの選択はエンディングにも影響するとのこと。
レベルアップするごとに、ドーム内にある6つの異なる派閥に遭遇。それらの派閥と友好関係を結ぶか、敵対するかはプレイヤーの自由である。全勢力にゴマをするのも、逆に一匹狼として生きるのもありだ。コンパニオンキャラクターを引き連れ、リーダーとして行動することもできる。
現在Steamにておこなわれている早期アクセスでは、最初のAct 1とAct 2の一部をプレイ可能。そして正式リリースに合わせてAct 2とAct 3が追加される。探索できるエリアがさらに増えるほか、バトルシステムの強化やクラフトレシピの拡充、人工遺物の追加も予定されている。またゲーム開始時に、キャラクターの特性を選択できる要素も計画しているとのことだ。
『Encased』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)向けに、9月7日に正式リリース予定。日本語表示には対応していない。