Nintendo Switch『New ポケモンスナップ』大型アプデがサプライズ発表。3エリア追加、新ポケモンは20匹


株式会社ポケモンは7月29日、『New ポケモンスナップ』の新アップデートを配信すると発表した。配信日は8月4日10時。配信直前での発表であり、サプライズともいえる告知となった。新エリアの追加に、新たなポケモンが登場など、同作のユーザーにとって嬉しいコンテンツの数々が明らかになった。

『New ポケモンスナップ』は、4月30日に任天堂より発売されたNintendo Switchタイトル。開発を手がけるのは、バンダイナムコスタジオだ。主人公はポケモン研究者であるカガミ博士の依頼を受け、未開の地レンティル地方を舞台に、写真を介してポケモンたちの生態系を調査していく。レンティル地方にはさまざまなロケーションが存在しており、プレイヤーはネオワン号に乗って各地を探索。ネオワン号は自動的に進むので、乗り物に乗りこみつつ360度見回しポケモンを激写するのだ。


初代『ポケモンスナップ』のDNAを受け継ぎつつも、現代向けに遊びやすく美しく開発された『New ポケモンスナップ』。レビュー集積サイトMetacriticのメタスコアは79がつけられており、奥深さにはやや欠くものの、幅広いユーザーがプレイでき、ポケモンたちの生態系が丁寧に描かれた良質なファンアイテムとなっている。発売後はバグを修正するアップデートなどは配信されていたものの、大きな動きはなかった。夏休みにむけて大型アップデートが用意されていたようだ。

追加されるエリアは、カクレ抜け道(昼・夜)、ヨーヨーリバー(昼・夜)、そしてカラリ荒野(昼・夜)の3種類。カクレ抜け道に入るにあたり、どうやらネオワン号が小さくなるようだ。まわりのポケモンが大きく見え、ポケモンの息遣いや足音まで聞こえるという。フロレオ自然公園のおなじみのポケモンたちを下から見上げられる。


ヨーヨーリバーは、ベラス島にある大きな川を調査するエリアになるそうだ。ラグラージやなど水に関連したポケモンの姿が見受けられる。カラリ荒野は、ボルク島にある、砂漠からの乾いた風の吹く荒野を調査するエリア。ガスの吹き出る毒沼や間欠泉があり、いわタイプやじめんタイプのポケモンが生息しているようだ。


新エリアにはもちろん、新ポケモンも登場する。公開された映像やプレスリリースのアセットでは、キノココやカビゴン、コダックにギャラドス、オーダイルにトロピウス、マルノーム、イワンコといった新鮮な顔ぶれがずらり。新ポケモンは20匹に及ぶそうだ。すでに登場するポケモンの新しい生態系にも注目である。


『New ポケモンスナップ』は、Nintendo Switch向けに発売中。新コンテンツが詰まった最新アップデートは、8月4日10時配信予定だ。