『アサシン クリード ヴァルハラ』レベル調整機能を実装へ。プレイスタイルに合わせて5段階で切り替え可能
Ubisoftは7月24日、現在販売中の『アサシン クリード ヴァルハラ』について、レベル調整(Level Scaling)機能を実装すると発表した。海外時間7月27日にアップデートを配信する。
『アサシン クリード ヴァルハラ』は、中世ヨーロッパ暗黒時代のイングランドを舞台に、ヴァイキングの戦士として生きる『アサシン クリード』シリーズ最新作だ。昨年11月の発売以降も、追加コンテンツによる拡張が続けられているが、その合間を縫って新たな機能の実装が決定した。
今回発表されたレベル調整は、前作『アサシンクリード オデッセイ』にも用意されていた機能だ。いわゆる難易度調整の一種であり、敵やエリアに設定されたレベルを切り替えることができる。Default・Off・Constant・Harder・Nightmarishの5段階で調整でき、Offではあらかじめエリアに設定されたとおりの敵が出現。自らのキャラクターの成長具合を実感したいプレイヤー向けとのこと。Defaultは、おそらく従来と同じ調整の設定ということだろう。
そのほかの設定の詳細は不明だが、HarderやNightmarishは、より難しい・悪夢のようであると訳すことができ、歯ごたえあるゲームプレイになるものと想像される。前作のレベル調整においては、コンテンツのレベルを引き下げる方向の設定に重心が置かれていたが、本作では逆になるのかもしれない。なお本作の難易度調整機能には、ほかにバトルやステルス、またUIに関する設定がそれぞれ用意されている。
本作の今後の予定としては、拡張コンテンツ第2弾「パリ包囲戦」の配信がこの夏に計画されている。フランク王国時代の城塞都市パリに潜入し、戦略的に同盟を確立しながら、敵の秘密を探る内容になるという。また、『アサシン クリード ユニティ』で初めて登場した、ブラックボックスミッションも用意。プレイヤーには最終的な目的のみが提示され、どのようなルートを辿りどのような手段で達成するのかは自由となる。このほか、新たなアビリティや武器、防具、そして敵キャラクターも登場する予定だ。
さらに今年の秋には、すでにおなじみとなった「ディスカバリーツアー」が無料配信予定。本作の世界の中でヴァイキングの歴史を学べるほか、特別な報酬も得られるとのこと。また、本作はシリーズで初めて2年にわたるコンテンツ提供が計画されており、現在さらなる拡張コンテンツが開発中。先日おこなわれたUbisoftの決算発表では、何らかのサプライズを用意していることが明かされた(VGC)。続報に期待したい。
『アサシン クリード ヴァルハラ』は、PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに販売中。今回発表されたレベル調整機能は、海外時間7月27日に提供される。日本では翌28日になるかもしれない。