Electronic Artsは7月23日、公式番組EA Play Live 2021にて、『Dead Space』リメイク版を発表した。対応プラットフォームはPCおよびPlayStation 5/Xbox Series X|S。Motive Studiosが開発を手がけるという。
『Dead Space』はVisceral Gamesが開発を手がけ、Electronic Artsが2008年に発売したSFサバイバルホラーゲームだ。宇宙船を舞台に、主人公アイザックが謎の異形の生命体と対峙する物語が描かれる。
同作は、濃厚なSF世界を豪華に彩るビジュアル、ゲーム情報と演出を一体化させたHUD、即死トラップや強敵が待ち受けるスリル、『バイオハザード4』の影響を受けたとされるシューティングの爽快感を重視したゲームプレイなど、多岐にわたる要素が絶大な支持を得たスマッシュヒット作品だ。その後続編が発売されたものの、2013年発売の『Dead Space 3』以来シリーズ展開が止まっていた。
長年の時を経て、特に人気がある初代『Dead Space』がリメイクされる。ゲームエンジンとしてはFrostbiteが採用されており、ゲームはいちから再構築されているとのこと。原作以上の没入感がもたされるほか、シナリオやゲームプレイ、探索については改善もほどこされているそうだ。 またPCと次世代機向けに開発されているということで、ビジュアルが美しく仕上げられ、さらにロード時間なくゲームプレイが展開されるそうだ。
開発を手がけるのはEA傘下の制作会社Motive Studios。カナダのモントリオールを拠点とするスタジオで、『Star Wars Battlefront II』や『Star Wars: Squadrons』に携わってきた実績がある。たびたび噂されてきた『Dead Space』リメイクであるが、ついに正式発表された。続報の公開を楽しみにしておこう。