ゲームスタジオSucker Punch Productionsは7月22日、『Ghost of Tsushima Director’s Cut(ゴースト・オブ・ツシマ ディレクターズカット)』にて、さまざまな動物をなでる機能があることを明らかにした。
新たな物語の舞台となる壱岐では、特定の場所で動物が現れるという。そこで仁が笛を吹き心休まる音色を流すと、それらの動物を手懐けることができる。一度手懐けてしまえば、なで放題というわけだ。なでられる生物としては、猫に鹿、そして猿がいるとのこと。なお猿は、温泉の近くでも見かけるという。公開された動画では、仁になでられた動物がそれぞれ固有の反応を示しており、なかなかに作り込まれていることがわかる。
それもそのはずで、『ゴースト・オブ・ツシマ』では、狐なでが人気コンテンツと化していた。道中に現れ、迂回しながらも稲荷の祠を教えてくれる狐。祠に着いたのちにはこの狐をなでることができるのだ。なでた後は跳ねて喜んでくれるなど、愛嬌たっぷりな狐にぞっこんなプレイヤーが続出。先日発表された公式人気投票では、主要キャラを差し置き1位を獲得。また発売から1年にわたって、5563万匹の狐がなでられたことも報告されていた(関連記事)。動物の追加においては、そうした狐人気がなんらかのかたちで影響を及ぼしていることだろう。
『ゴースト・オブ・ツシマ ディレクターズカット』が発表された際に、なでられる動物が追加されることは発表済み。発表トレイラーのカットでは一瞬だけ猿が映っていることも確認されていた。今回の発表により、猿だけではなく猫や鹿ともふれあえることが明らかになったかたち。壱岐では仁は過去に受けた心の傷に向かい合うといい、なかなか重い物語が展開されそうだ。一方で、そうした重々しい要素だけでなく、動物とふれあえるような、癒やしの要素も揃えられていることだろう。
『ゴースト・オブ・ツシマ ディレクターズカット』はPS4/PS5向けに8月20日発売予定だ。通常版を所有するユーザーは、2200円にてディレクターズカット版(PS4)にアップグレードすることができるという。通常版からPS5版ディレクターズカットへのアップグレード費用は3300円となる。