Razerは7月21日、マルチプラットフォームに対応したヘッドセットであるBarracuda Xやワイヤレス専用ヘッドセットのOpus X、人気ヘッドセットシリーズBlackShark V2の限定モデルの国内向けに7月21日に発売すると発表した。
Barracuda XはPC、Nintendo Switch、PlayStation、Android端末用に設計されたヘッドセットだ。価格は税込1万2980円。3.5mmアナログケーブルを使用し、有線接続のヘッドセットとして利用ができる。そのほか、付属のUSB-Cワイヤレストランシーバーを使用することで、USBオーディオを利用可能なプラットフォームで、ワイヤレスヘッドセットとしても使うことができる。さらに、USB-Aポートしかないデバイスでも使用できるよう、USB-Aエクステンダーも付属する。また、ワイヤレス接続はBluetoothよりも低レイテンシのRazer HyperSpeedワイヤレス規格を採用しており、カジュアルシーンからプロシーンまで幅広く対応する。
Barracuda Xに付属するRazer HyperClearカーディオイドマイクは取り外しが可能になっており、さらに本体重量は250gと軽量設計。加えて最大約20時間の連続使用が可能となっているため、ゲーム時以外はヘッドホンとして普段使いも可能だ。
また同日に、アクティブノイズキャンセリング機能が付いたワイヤレスヘッドセットのOpus Xが発売となる。こちらの価格も税込1万2980円。カラーはMercury White、Quartz Pink、Greenの3色で、7月21日Mercury WhiteとQuartz Pink、8月27日にGreenが発売となる。Opus XはBluetooth接続専用のワイヤレスヘッドセットで、アクティブノイズキャンセリングによってゲームプレイ中や音楽の視聴中に周囲の雑音が遮断でき、よりコンテンツへの没入感を得られるようになる。着用時の“ゲーミングデバイス感”が薄く、おしゃれなデザインとなっているため、普段使いのヘッドホンとして使用するという選択も良いだろう。
このほかに、人気ゲーミングヘッドセットシリーズであるBlackShark V2に限定カラーを施したBlackShark V2 Special Editionも7月21日に発売となる。価格は税込1万3980円。ヘッドバンド部分がグリーンの特別カラーとなっているほか、スペシャルキャリーケースが付属する。ヘッドセットの特徴としては高音域、中音域、低音域それぞれのサウンドが調整できるTriForceチタン50mmドライバーを採用しており、豊かな高音域とパワフルな低音域でクリアなサウンドを実現している。また、USBサウンドカードを搭載した取り外し可能なマイクはノイズキャンセリング機能が搭載されているため、ボイスチャットで正確なコミュニケーションを取ることができるだろう。さらに立体音響技術であるTHX Spatial Audioに対応しており、音の発生場所を忠実に再生することができるTHX環境モードや、爆発音などの競技に不要な音を下げ、敵が発する足音などをブーストするTHX競技モードが利用可能だ。
これらの製品はRazerの正規代理店を通じて、全国の家電量販店、PCショップ、オンラインショップなどで購入することが可能だ。Razerはゲーム用途以外、PC向け以外のデバイスも、購入する際の選択肢として数えられる製品を徐々に増やしている。今後の展開も楽しみだ。