北欧アクションADV『Song of Iron』8月31日に配信へ。『Halo 5』の元アニメーターが個人で手がける

デベロッパーのResting Relicは7月17日、『Song of Iron』を8月31日に配信すると発表した。『Song of Iron』は、北欧をモチーフにした、ダークなファンタジー世界を舞台にするアクション・アドベンチャーゲームだ。

デベロッパーのResting Relicは7月17日、アクション・アドベンチャーゲーム『Song of Iron』を8月31日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Xbox Series X|S/Xbox One。
 

 
『Song of Iron』は、北欧をモチーフにした、ダークなファンタジー世界を舞台にするアクション・アドベンチャーゲームだ。主人公の戦士は、謎の勢力によって故郷の村が侵略され焼き払われたことを受け、復讐を決意。そして残された仲間を救うために、神々が祀られた古代の寺院を目指す旅に出る。

本作にてプレイヤーは、木々が茂る森林地帯や暗い洞窟、冷たい風が吹きすさぶ山岳地帯など、さまざまな環境を横スクロールにて進んでいく。道中には、トラップが存在する危険なエリアや、周囲の環境を上手く活用して突破を目指す場面なども登場。そして、立ちはだかる敵兵士や強大なモンスターと戦うこととなる。
 

 

 
主人公は斧や弓などを武器にし、盾も装備している。本作のバトルは、次々に敵をなぎ倒していくようなスタイルではなく、1体1体との緊張感ある戦いを表現。敵の攻撃を盾で防いだり、前蹴りで間合いを取ったり、ドッジロールでかわしたりしながら、的確に攻撃をヒットさせていくのだ。複数の敵に囲まれることもあり、どのように立ち回るかが生死を分ける。

弓の矢は有限であり、射った矢を回収しながら戦う必要がある。斧を投げた場合も同様だ。また、倒した敵の武器を拾うことも可能。そうして新たな武器を入手できることもある。たとえば斧であれば、片手斧のほか、両手持ちの大型のものも登場。両手持ちの斧は強力だが、振りが大きいため敵に隙を与えやすい。そのほか、盾は使用しているうちに壊れてしまう。バトルを終えるたびに装備を回収し、また入れ替えながらのゲームプレイとなる。

本作にはステルス要素も用意されている。たとえば、ステージの背景で周囲の警戒にあたる敵が現れることがあり、見つかってしまうとその敵が襲ってくる。敵が持つ松明の光を避けるように、木の後ろに隠れたり、身をかがめて岩に身を隠したりしながら進んでいくのだ。もちろん、装備を求めてあえて戦いを選ぶ選択もありだろう。
 

 

 
本作を手がけるResting Relicは、インディー開発者Joe Winter氏の個人スタジオだ。同氏は、アニメーターとして15年のキャリアをもつベテランで、過去には343 Industriesにて『Halo 5: Guardians』に携わり、Cryptic Studiosの『Neverwinter Online』なども担当。その後独立し、2年をかけて開発してきたのが『Song of Iron』だ。説得力のあるキャラクターのアクションや、美しい3Dグラフィックは本作の見どころのひとつ。Winter氏のスキルが遺憾なく発揮された作品となりそうだ。

Song of Iron』は、PC(Steam)/Xbox Series X|S/Xbox One向けに8月31日配信予定。時差の関係で、日本では9月1日配信となるかもしれない。Microsoft StoreではすでにXbox版の予約受付が開始しており、価格は2350円となっている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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