株式会社メビウスは7月15日、『イルベロスウォンプ』を10月14日にリリースすると発表した。本作は、縦スクロールシューティングゲーム『イルマティックエンベロープ(以下、イルベロ)』シリーズ最新作。対応プラットフォームはNintendo Switch。価格は2980円(税込)で、ダウンロード専用タイトルとなる。また、『ラジルギスワッグ』をセットにしたパッケージ版『イルベロスウォンプ+ラジルギスワッグ』も同日に発売される。
『イルベロスウォンプ』は、縦スクロール弾幕シューティング『イルベロ』シリーズの最新作。シリーズの特徴であるトゥーン調のグラフィックや混沌とした世界観はそのままに、本作では100のステージがプレイヤーを待ち受ける。またオーダーと呼ばれるクエスト(ザコを○○体倒す、×○○コンボを決めるなど)の数は1000にのぼるといい、過去作からいっそうのボリュームアップが各面でなされるようだ。戦闘についてはシリーズおなじみの武装「ドール」を駆使しつつ、本作では武器のレベルアップシステムも利用できるとのこと。
冒頭にも述べたとおり、本作は単体でのダウンロード販売のほか、『ラジルギスワッグ』がセットになったパッケージ版も発売される。『ラジルギスワッグ』は、現在Nintendo Switch向けに配信中の縦スクロールシューティングゲーム。プレイヤーは主人公の相田タダヨや安宅アトラが搭乗する機体を操作し、月の近くの小惑星を目指す。弾と剣をはじめ、一定期間無敵になれる「アブゾネット」や盾などを用いた戦闘や、電波を題材にしたユニークな世界観が特徴的。ポップな見た目ながらも、高難易度で歯ごたえのある内容となっている。
『イルベロスウォンプ』の開発については、前述の『ラジルギスワッグ』やニンテンドー3DS向けタイトル『カラス -The Beast Of Re:Eden-』などのRS34が担当。『イルベロスウォンプ』はもともと、初代『イルベロ』のアレンジ移植作として2019年に発表されていた。その後開発チームは制作方針の見直しをおこない、『イルベロスウォンプ』を移植作ではなく新規タイトルとして開発することを昨年にアナウンス。そして今回、完全新作としての『イルベロスウォンプ』のリリース日が明かされたかたちだ。
『イルベロスウォンプ』は、Nintendo Switchにて10月14日配信予定。同日には『ラジルギスワッグ』をセットにしたパッケージ版『イルベロスウォンプ+ラジルギスワッグ』も発売される。またパッケージ版については、設定資料集とアレンジサウンドトラック(8cmCD)がセットになった『イルベロスウォンプ+ラジルギスワッグ 愛憎版』も発売予定。こちらの価格は8778円(税込)となっている。