カラフルキュートな動物ADV『Button City』8月10日に配信決定、日本語対応。街のゲームセンターを救うため、ゲームをして友情を深める
デベロッパーのSubliminalは7月15日、アドベンチャーゲーム『Button City』を8月10日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/Xbox Series X|Sで、ゲーム内は日本語表示に対応。Steam版に関しては、時差の関係で日本では8月11日配信となる。また、海外ではPlayStation 5版も配信されるが、日本では今年第3四半期にリリース予定とのことだ。
『Button City』は、カラフルポップな街ボタンシティを舞台にするアドベンチャーゲームだ。主人公は、この街に引っ越してきたばかりのキツネの男の子フェンネル。彼はシャイな性格をしているが、ゲーム好きであることもあって、街のゲームセンターを通じて友達を作っていた。そんななか、貪欲なネコのペパーミント・ペパーボトムが、彼らの大切なゲームセンターを閉鎖に追い込もうとしていると知り、フェンネルは仲間とともに立ち向かう。
本作の世界は、フェンネルの自宅やゲームセンター、公園、カフェなど、ロケーションごとに分かれた小さな箱庭で表現されており、自由に選択して移動可能。ゲームセンターなどの建物の中に入ることもできる。そして、ボタンシティに暮らすさまざまな動物キャラクターたちと交流し、メイン・サイドクエストをこなしながら、物語を進めていくのだ。
ゲームセンターでは、いくつかのアーケードゲームをプレイすることができる。たとえば、4対4のチーム対戦ゲーム「ゴバボット」では、アリーナステージにて木からフルーツを獲得し、中央に設置された巨大ミキサーに投入していく。キャラクターは武器をもっており、相手チームを妨害することが可能だ。そして、制限時間内により多くのフルーツを投入したチームが勝利となる。キャラクターによって武器が異なり、景品として新たなキャラクターを手に入れて、より強いチームを編成する要素もあるという。
この「ゴバボット」をプレイするにあたっては、4人チームを組む仲間が必要となる。これがクエストのひとつになっており、ボタンシティの各所にいる友達に話しかけ、チームに加入してくれないかと交渉する。相手によっては、特定のアイテムを欲していたり、何かを要求してきたりするため、それらを解決する方法を探すのだ。
プレイできるアーケードゲームにはほかに、レースゲーム「レボリューション・レーシング」や、リズムゲーム「プリズマビート」も登場。「レボリューション・レーシング」では、ドリフトしてバッテリーをチャージし、ブーストをかけて対戦相手を追い抜こう。「プリズマビート」には、より高難易度なチャレンジモードも用意されている。
本作にはこのほか、フェンネルの衣装を着せ替えたり、部屋の装飾をカスタマイズしたりといった要素も用意。そうしたアイテムは、アーケードゲームをクリアすることで獲得できるようだ。そうして本作のクエストを進めるなかでは、大切なものを守ろうとするフェンネルたちの成長や友情が描かれるとのこと。
『Button City』は、Nintendo Switch/Xbox Series X|S版が8月10日に、PC(Steam)版は8月11日に配信予定だ。PS5版も、今年第3四半期に国内配信される。また、本作は現在PS4/Xbox One版も開発中とのこと。こちらの配信日は未定である。