サバイバルホラーゲーム『感染屋敷』発表。化物の“視界を盗視”して、廃屋敷脱出を目指す

PIYOSHI CREATIVE STUDIOは7月12日、『THE MADHOUSE | 感染屋敷』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2021年内に発売するという。『感染屋敷』は、視界ジャックを駆使するサバイバルホラーゲームだ。

PIYOSHI CREATIVE STUDIOは7月12日、『THE MADHOUSE | 感染屋敷』(以下、感染屋敷)を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2021年内に発売するという。

『感染屋敷』は、サバイバルホラーゲームだ。舞台となるのは、新型ウイルスが流行する世界。主人公は、失踪事件が相次ぐウエストブリッジシティ郊外の山中でハイキングしている最中に滑落し、意識を失ってしまう。目覚めると、そこは廃屋敷の中庭。閉鎖された不気味な廃屋敷からの生還を目指す。


本作では一人称視点でゲームプレイが展開。公式サイトでは「サバイバルホラーの要素を融合した新たなサバイバルホラーの世界へ」と謳われている。具体的には、「恐怖」「ステルス(潜入)」「探索 / 謎解き」「アイテム管理」といった要素が詰め込まれているそうだ。不気味な屋敷にて、大胆かつ慎重に調査を進め、脱出を試みる。

本作の目玉要素として紹介されているのは、「マルチプルファーストパーソンビューシステム」だ。廃屋敷には異形のクリーチャーたちが潜んでおり、主人公を襲撃。プレイヤーは、化物たちから見つからないように行動する必要がある。そこで役に立つのが、「盗視」だ。主人公は盗視を使うことで、化物たちの視界を見ることができる。『サイレン』シリーズの幻視(視界)ジャックにあたるシステムだろう。クリーチャーたちがどのような行動をとっているのかを盗視で確認しつつ、移動することになりそうだ。


また持てるアイテムには限りがあるほか、回復アイテムを入手できる数も制限されている。どのアイテムを持っていくか、どのタイミングで回復アイテムを使うか。生き抜くための的確な判断が求められそうだ。アイテムを使った陽動なども可能とのこと。

開発元のPIYOSHI CREATIVE STUDIOは素性不明。公式サイトにもゲーム内情報以外は一切掲載されていない。少なくとも、2021年に設立されたスタジオで、本作がスタジオ処女作ということは間違いなさそうだ。『感染屋敷』は、PC(Steam)向けに2021年にリリース予定である。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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