東方Project関連作二次創作ノベルゲーム『秘封フラグメント』Steam向けに7月17日配信へ。「秘封倶楽部」のはじまり描く


パブリッシャーのPhoenixxは7月9日、『秘封フラグメント』をSteamにて7月17日にリリースすると発表した。本作は東方Projectの音楽CDシリーズ「秘封倶楽部」を題材とした探索型ノベルゲーム。価格は1000円。日本語のほか、中国語(簡体字)にも対応する。 
 

 
『秘封フラグメント』は、上海アリス幻樂団による音楽 CD シリーズ「秘封倶楽部」を題材にした、二次創作ノベルゲームだ。開発するのは、連想ADV『誰彼ダイアログ』などを制作するシカクゲームズ。本作の舞台は、秘封倶楽部の一作目「蓮台野夜行 ~ Ghostly Field Club」より以前の時代。首都京都と東京の間を53分でつなぐ総地下の新幹線「ヒロシゲ」が開通している程度の未来。マエリベリー・ハーンと宇佐見蓮子が出会うところから物語は始まる。はたして、彼女たちは蓮台野の入り口を開くことができるのか、2人の探偵譚が描かれる。 
 

 
本作にて物語が展開される中では、プレイヤーは記憶の欠片「フラグメント」を入手していく。そして、収集したフラグメントの中から自由に文字を選んで言葉を組み合わせ、物語のカギとなるキーワードを生成。生成されたキーワードはセットしておくことができ、適切なキーワードを特定の場面でセットしていると、内容に応じてシナリオが分岐する。また文章のみならず、マエリベリー・ハーンと宇佐見蓮子、2人の会話の中で変化する状況に合わせ、要求される操作も変化。本作では選択肢ではなく、分岐によって展開がたびたび変化する。分岐のきっかけとなる要素を見逃さないよう、注意して物語を読み進めていこう。 
 

 
Steam版『秘封フラグメント』は、7月17日リリース予定。なお、現在Phoenixx公式Twitterでは、本作の発売を記念するプレゼントキャンペーンが実施中。同アカウントをフォロー&該当のつぶやきをリツイートすると、抽選で10名に『秘封フラグメント』のSteamキーがプレゼントされる。気になる方は、忘れずフォローとリツイートをしておこう。