PlayStation VR向け『Moss: Book II』発表。没入感あふれるネズミの冒険物語がふたたび幕を開ける

 

デベロッパーのPolyarcは、PlayStation VR向けアクション『Moss: Book II』を発表した。本作は2018年にリリースされた『Moss』の続編となる。 
 

 
『Moss: Book II』では、プレイヤーは主人公であるネズミのクィルと特別な絆を築くこととなる。ゲームプレイを通じてクィルを導くだけでなく、自身のキャラクターとして、さまざまなアクションを通じて世界に影響をもたらすこととなるのだ。危険な土地でパズルを解き、火や鋼をまとった敵と戦おう。冒険は過酷なものとなり、喜びにも悲しみにも満ちている。しかし、新たな仲間や古い友人、そして城の性質そのものが、クィルが世界を救おうとするのに役立つとのことだ。 

本作のストーリーは、前作にてアーガスおじさんの救出が成功した直後から始まる。アーケイン軍を率いる有翼の暴君が狙いをクィルに定め、おじがつかまっていた城でクィルを探し出そうとしている。

『Moss: Book II』においては、VRによって、プレイヤーに物理的なインタラクトや、感情的なフィードバックを感じてもらうことがねらいになっているとのこと。ゲームの外側の視点からではなく、物理的に世界の中にいることで、クィルや彼女のおじさんとふたたび出会う。没入感によって、旅はよりいっそうリアルなものに感じられるという。
 

 
『Moss: Book II』では、新たなメカニクスや環境、敵や能力を扱うことになる。ハンマーのような新しい武器や、探索中に新しい通路をつくり出す能力などが、トレイラーでも確認できる。また、プレイヤーがクィルの武器を自然の力でチャージすることもできるようだ。武器チャージは、クィルがパズルを解き、秘密を暴き、敵を倒すための新たな手段をもたらすだけでなく、クィルとのチームワークを感じるうえで非常によいものとなっているそうだ。 

Polyarcの目標は、VRの機能を最大限に活用して、プレイヤーに世界とそのキャラクターとの対話を体験させる真に没入型のゲームプレイをつくり出すことだという。『Moss: Book II』においても、ゲームに入り込みながらキャラクターや環境とインタラクトする楽しみが味わえそうだ。 

『Moss: Book II』はPlayStation VR向けに発売予定だ。リリース時期は今のところ明かされていない。