今月7月1日にサービス開始から5周年を迎えた『Dead by Daylight』。非対称マルチプレイホラーゲームとして多大な人気を誇る本作であるが、5周年目にしてついにSteamでの同時接続人数が10万人を突破したようだ。これはPC版の本作において過去最高記録となる。
めでたく同接10万人を突破したのは日本時間の7月1日。Steam DBを参照すると、6月30日の8時30分ごろから右肩上がりにプレイヤー数が上昇。そして7月1日の午前4時をピークに、その数は10万5000人を突破。PC版『Dead by Daylight』において、過去最高の同時接続人数を記録している。その後も週ごとのピーク数は9万人前後をキープしており、本日のピークも95906人とプレイヤー数はかなり好調。Steamのプレイヤー数ランキングでは9位に入り込んでおり、記録更新日から本日に至るまで勢いを見せている(Steam統計ページ)。
サービス開始から5年目にして過去最高の同接人数をたたき出した『Dead by Daylight』であるが、その要因としてゲーム内イベントの影響は大いにあるだろう。というのも、同接10万人を突破した7月1日はちょうど5周年記念イベントの開催日だ。同イベントでは5周年を祝う王冠スキンや、新たなオファリング「生贄のケーキ」などが期間限定で実装。これらの新コンテンツを楽しむために、多くのプレイヤーが遊び始めた可能性は高いだろう。
またそれだけでなく、前述した新コンテンツの性質もプレイヤー数の増加につながっていると思われる。王冠スキンについては、すべてのキラー/サバイバー(コラボを除く)ごとに獲得可能で、好みのキャラクターに王冠を被せることができる。さらに全プレイヤーの王冠スキン獲得数に応じて報酬アイテムが配られる予定となっており、王冠を集める動機がプレイヤーに与えられている。王冠スキンの入手狙いで遊び始めたプレイヤーも多そうだ。
またイベント限定オファリングの生贄のケーキについては、ブラッドポイントの獲得量が2倍になる効果をもっており、うまく使うとキラー/サバイバーを短期間で効率よくレベルアップさせることができる。くわえてイベント期間中は聖堂(シュライン・オブ・シークレット)が毎日更新され、さらにティーチャブルパークの解放に必要なシャード数が500減少。総じて5周年記念イベントはキャラクターを強化しやすい期間にもなっており、レベルアップを集中的におこないたいプレイヤー層も、急増した同時接続人数の中に多く含まれていそうだ。
そのほか、6月16日より開始された『バイオハザード』とのコラボやSteamでのサマーセールも今回の同接10万人突破に一役買っていることだろう。Steam DBを参照すると、コラボ開始日である6月16日にはプレイヤー数が急上昇しており、5万人前後を推移していた同月上旬から一気に9万人にまで伸びている。その後Steamサマーセール期間に突入し、本日に至るまで6万人を下回ることなく安定したプレイヤー数をキープしている。これらはプレイヤー数を大きく底上げし、間接的に今回の記録更新に関与していることだろう。
5周年という節目を迎え、すこぶる好調な勢いを見せるPC版『Dead by Daylight』。先ほど触れたとおり、現在Steam
ではサマーセールが開催されており、本作を40%オフの1188円で購入できる。未プレイの方は、お安く購入できてプレイヤー数が波に乗っているこの時期に始めてみてはいかがだろうか。なお、『Dead by Daylight』の5周年記念イベントは7月15日までとなっている。