ハイテンション・ルーターシューター『Space Punks』発表。最大4人協力プレイにて、報酬と名声目当てに敵を蹴散らす
デベロッパーのFlying Wild Hogは7月2日、アクションRPG『Space Punks』を発表した。対応プラットフォームはPCおよびPlayStation 5/Xbox Series X|Sで、PC版は7月14日に早期アクセス配信予定。コンソール版は2022年に発売される。
『Space Punks』は、見下ろし型視点を採用する最大4人協力プレイ・アクションRPG。ハイペースなゲームプレイと、ド派手なアクションが特徴の作品だという。プレイアブルキャラクターには、The Handsome One・The Crazy One・The Smart One・The Scary Oneという異名をもつ4人が登場。The Handsome Oneの本名はDukeというようだ。はみ出し者の寄せ集めグループである彼らは、名声を得られる儲け話に喰いつき、遠く離れた銀河系の惑星を舞台に暴れまわる。
本作のゲームプレイについての情報はまだ少ないが、トレイラーからは、二丁拳銃からライフル、機関銃、火炎放射器までさまざまな銃を武器にし、さらに近接武器も携えていることが分かる。状況に合わせて自由に持ち替えてプレイできるのだろう。近接武器も多様なタイプが確認でき、また攻撃アクションのバリエーションが多い。
ステージには、異星の砂漠や森林地帯、あるいは人工的な施設など多様な環境が登場。プレイヤーは、大量に襲い来る奇妙な生物やロボットなどの敵とバトルを繰り広げる。
本作は、いわゆるルーターシューターとのことで、敵を倒しては報酬を獲得し、装備を入れ替えたり強化したりしながら進んでいくことになるのだろう。トレイラーでは、倒した敵から複数の種類のアイテムが大量にドロップする場面がみられる。そのほか、キャラクターの見た目を変えるカスタマイズ要素も存在するようだ。
また、各キャラクターは固有スキルを保有していることもうかがえる。The Handsome Oneは自身の雑な分身を出現させ、それを囮に敵を攻撃。The Crazy Oneは、前方に突進する強力な近接攻撃だ。The Smart Oneは、敵をすり抜けられるダッシュや、まきびしのように多数の地雷を撒く姿がみられる。
そしてThe Scary Oneは、背中から黒い触手のようなものを伸ばしている。周囲の敵を自動的に攻撃してくれるようだ。一方別のシーンでは、その黒い物体を解き放ち敵に襲わせている様子もあることから、こうしたスキルには何らかの成長要素が用意されているのかもしれない。
本作を手がけるFlying Wild Hogは、『Shadow Warrior』シリーズの開発元として知られるデベロッパーだ。現在、同シリーズの新作『Shadow Warrior 3』のほか、ダークファンタジーアクション『Evil West』や、日本を舞台にする時代劇映画風アクション『Trek to Yomi』を開発中で、今回さらなる新作を発表したかたち。『Space Punks』は、『ボーダーランズ』を彷彿とさせるカートゥーングラフィックとハイテンションなゲームプレイが特徴となっており、また異なる方向性を打ち出してきた。
『Space Punks』は、PC版が7月14日に早期アクセス配信予定。今冬にはオープンベータテストも実施するとのこと。そして、2022年にはPS5/Xbox Series X|S版も発売予定だ。PC版の具体的なプラットフォームについては未発表である。ゲームの詳細と合わせて続報に期待したい。