『Sky 星を紡ぐ子どもたち』最新アップデート配信、過去の精霊からレベル1の感情表現を獲得可能に。暗黒竜のバグ挙動は“叱られ待ち”

 

thatgamecompanyは6月30日、『Sky 星を紡ぐ子どもたち』にてパッチ0.14.0を配信開始した。同作は本日よりNintendo Switch版を配信開始しており、リリースに合わせてのアップデート配信となっている。 

今回のアップデートより、過去の季節(シーズンイベント)の精霊たちが戻ってきた。ゲーム内のすべての地方を完了することで、過去の季節の精霊たちが見えるようになる。プレイヤーは、精霊たちからレベル1の感情表現を教えてもらうことが可能だ。Nintendo Switch版リリースを機に本作をプレイし始めたプレイヤーも、歴代のエモーションを教わって古参プレイヤーと交流してみるといいだろう。一部の通に人気の「カニボイス」も入手可能となっている。道中は闇の蟹や暗黒竜が数多く危険もともなうため、近くにいる先輩プレイヤーに先導してもらうのも手だ。 

なお、レベル1より上の感情表現や、過去の季節の精霊のメニューを通してのみ交換可能なアイテムは、従来どおり「再訪する精霊」からのみ入手可能。2週間に一度、過ぎ去った季節の精霊たちが、ランダムで4日間だけホームに遊びにくる。どうしても欲しい過去のアイテムがある場合は、機会を逃さないようにしよう。
  

 
複数の修正やバグへの対応もおこなわれている。まず楽器演奏についていくつかのアップデートが入った。楽器演奏用キーボード間のスペースが修正されているほか、楽譜用UIが改善。また、タッチスクリーンでの演奏中に、キャラクターが動けるようになる変更が施されている。ちょうどNintendo Switch版リリースとともに発売されたスターターパックでは、新楽器オカリナを入手できるため、改善された楽器演奏画面で使い心地を確かめるといいだろう。 

また、捨てられた地における暗黒竜の挙動もいくつか修正されている。まずは暗黒竜が、サーチとロックオンモードを高速切り替えする原因となっていた問題を修正。またサウンド関連の問題で、暗黒竜が音もなくプレイヤーをロックオンし襲いかかるケースも改善された。音を鳴らしながら近づいてくるようになったため、サイレントキルが防止されることとなっている。 

一方、まだ修正されていない既知の問題としては、暗黒竜が地中から襲ってくる挙動が確認されている。こちらについては今後改善予定で、“ずるをして襲わないよう、よく言い聞かせていく”とのこと。このほか、書庫2階にいるフレンドのもとにうまくテレポートできない問題や、再訪する精霊が本来より早く消えてしまう問題が解消されている。また、これまでのパッチノートではるばる旅路を続けてきた「岩」は、ツリーハウスにたどり着いたようだ。 
 

 
なお、7月6日16時からは新たな季節のイベントとして「星の王子さまの季節」が開催される。サン=テグジュペリの物語から飛び出した星の王子さまが、『Sky 星を紡ぐ子どもたち』の王国を訪れるようだ。今回のイベントに関しては、従来の季節とは異なるポイントが存在。季節の精霊との交流を通じて星座から獲得する以外にも、星の王子さまがテーマの特別なアイテムが登場する。季節開催期間中ずっと入手できるわけではなく、アイテムごとに登場期間が変わるため注意が必要だ。再訪する精霊を通しても戻ってくる予定はないため、欲しい人はかならず該当期間に入手しておこう。各アイテムの詳細は下記のとおり。 

 
星の王子さまの襟巻きケープ:1840円(7つ目の季節のクエスト開始時刻まで購入可能) 
キツネのリュック 装飾用持ちもの:1220円(7つ目の季節のクエスト開始時刻まで購入可能) 
星の王子さまの小惑星マント:3060円(すべての季節のクエスト完了後から季節終了まで購入可能) 
王子さまの剣士服:通常キャンドル200本(すべての季節のクエスト完了後から季節終了まで交換可能) 
 


 


『Sky 星を紡ぐ子どもたち』はNintendo Switch/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。Nintendo Switch版のショップには、配信を記念した新しいスターターパックも登場している。こちらはコスメティックアイテムやキャンドルが含まれ、3680円で入手可能となっている。最新パッチノートはこちらから確認してほしい。