人狼系採掘マルチプレイゲーム『The Sabotage』発表、日本語対応予定。邪魔者がひとり潜むなか、金鉱石を求め協力して採掘


パブリッシャーのPlayWayは6月29日、Yeyunaが手がける採掘マルチプレイゲーム『The Sabotage』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信日は未定。
 

 
『The Sabotage』は、オンラインマルチプレイ専用の、人狼ゲーム的な要素のある採掘ゲームだ。明言はされていないが、ボードゲーム「お邪魔者(Sabotage)」から影響を受けた作品だと思われる。舞台となるのは、金鉱石が存在する鉱山。各プレイヤーは鉱員となり、金を求めて協力して掘り進めていく。ただし1人だけは、ゲーム側から“お邪魔者”としての役割が密かに与えられる。10分間の制限時間のなかで、金鉱石を発見できれば鉱員側の勝利、それを阻止できれば邪魔者側の勝利だ。

鉱山のマップは、プレイするたびにランダムで生成される。マップ内には、金鉱石が存在するかもしれないポイントが複数配置され、その内どれかが当たり。掘るために必要なツルハシや、暗い坑道内を照らすライト付ヘルメットなどの道具が用意されているため、鉱員たちは、しらみつぶしに掘り進めていくのだ。ボイスチャットにて連携を取ることも求められるだろう。
 

 

 
邪魔者に割り当てられたプレイヤーは、鉱員に協力するふりをしながら作業を妨害する。消費アイテムとしてダイナマイトが用意されており、これを使えば坑道を崩壊させることが可能。斧で坑道の柱を破壊することもできるようだ。ボイスチャットで、掘削の効率を下げるような嘘のアドバイスを送ることも有効かもしれない。

先述したツルハシやライトを含め、道具には耐久性やバッテリーの消費といった要素がある。そのため、使えなくなったら新しいものを取りに、マップの特定地点まで戻らなければならない。邪魔者側からすると、鉱員の目を盗んで行動できる機会となりそうだ。なお、邪魔者らしき人物を鉱員が特定した際に、何らかの特別なアクションをおこなえるのかどうかについては現時点では不明だ。
 

 
『The Sabotage』は、PC(Steam)向けに開発中。配信日は未定である。Steamのストアページによると、日本語表示にも対応する予定のようだ。