異世界アクションRPG『GRIME』Steamにて8月2日配信へ。変異する生物兵器で敵を粉砕し、ブラックホールの頭部で吸収し成長
パブリッシャーのAkupara Gamesは6月28日、Clover Biteが手がけるアクションRPG『GRIME』を、8月2日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Stadia。価格は24.99ドルとされているため、2700円程度になるだろう。
*海外メディアIGNを通じて最新トレイラーが公開
『GRIME』は、シュルレアリスムから影響を受ける独自の世界観のなか、アナトミカルな恐怖を描くアクションRPGだ。主人公は、異常物質が崩壊し世界が震えて収縮したのち、突如として産み落とされた名もなき存在。主人公は未知で異質な世界を生き延びるため、超現実的な領域を探索し、そこで出会う不気味な住民たちの狂気の源を探る。
本作では、洞窟や砂漠などのステージをサイドビューで進み、次々に現れる異形のモンスターと戦う。ステージは入り組んだ構造になっており、プラットフォームアクションやトラップを避けたりといったプレイも求められる。また、ショートカットできるルートも複数用意されているとのこと。
主人公の武器には、爪が生えた剣やムカデの鞭、歯で噛み付く大鎌など、変異する生物兵器が登場。ゲームを進める中で発見でき、プレイ中にいつでも持ち替えることができる。また、ボムなどの消費アイテムも用意。ダッシュで敵の攻撃をくぐり抜け、パリィで弾き返しながら反撃していくのだ。道中では巨大なボスも登場する。
主人公の頭部はブラックホールのようになっており、倒した敵を吸収することができる。これによってスキルアップし、プレイスタイルに合わせたカスタマイズが可能だという。また、敵の遠距離攻撃を吸い込み、投げ返すようなアビリティも存在するようだ。カスタマイズ項目は、武器に加えアーマーなどにもおよび、その組み合わせは数百パターンにもなるとのこと。
本作は、『Salt and Sanctuary』や『Legacy of Kain』などからの影響を取り入れつつ、破壊・吸収・成長をテーマにしたシステムを、独自の世界観に落とし込んでいる。バトルはスピード感あるゲームプレイを楽しめる一方で、ボス戦では歯ごたえある戦いとなるようだ。ゲームのボリュームとしては15時間以上になるとのこと。
『GRIME』は、PS(Steam)向けに8月2日配信予定だ。ストアページによると、日本語表示にも対応するようである。