トイボックスが、世界のインディーゲームを日本で発売するプロジェクトを開始。まずは『バトルアックス』と『リコ・ロンドン』


トイボックスは6月28日、世界のインディーゲームを日本で発売するプロジェクト「TOYBOX Indies(トイボックス・インディーズ)」を始動させると発表した。リリース予定のタイトル4作品も明らかになった。

第一弾となるのは『Battle Axe(バトルアックス)』。精細なドット絵で描くアーケードライクなアクションゲーム。松前真奈美氏が楽曲を提供している。PS4/Nintendo Switch向けに6月30日 発売予定だ。第二弾となるのは、『RICO LONDON(リコ・ロンドン)』。Co-opシューターとして人気を博した『RICO』の続編だ。トイボックスより8月にPS4/Nintendo Switchにてリリースされることとなった。公式サイトを見る限り、第三弾は『Gearshifters』、第四弾は『Treasures of the Aegean』になるのだろう。


トイボックスは、かつてマーベラスに在籍し『牧場物語』シリーズなどを手がけた和田康宏氏と、同じくかつてマーベラスに在籍しさまざまなアドベンチャーゲームを手がけた金沢十三男氏が設立したスタジオ。『ホームタウンストーリー』や『リトルドラゴンズカフェ』といったほのぼのタイトルや、『ワールドエンド・シンドローム』や『九龍妖魔學園紀 ORIGIN OF ADVENTURE』といったジュブナイル作品をプロデュースしてきた。

自社販売も手がけているトイボックスであるが、インディータイトルの国内発売に挑戦するようだ。インディータイトルを販売するにあたって、以下の3点を挙げている。またこれらの作品を低価格で販売することも表明している。

1) ジャンルを問わず世界中の優良なインディーゲームを発掘。
2) 開発中の作品に絞り、日本の制作チームが開発監修と日本語化に直接携わる。
3) ストーリー性の強い作品は日本語ボイスも積極的に収録。

発表タイトルはいずれもNumskull Gamesによるパブリッシングタイトル。トイボックスはNumskull Gamesと手を組み、同社の海外販売タイトルを国内発売するのだろう。ラインナップの中には海外でも未発売のタイトルも存在する。国内版も海外と同発ということになれば、ファンにとって嬉しい取り組みになりそうだ。