北欧神話サバイバル『Valheim』敵AIがアグレッシブに拠点を破壊するミニアップデート配信。「ミッドサマー」を祝うメイポールも登場


Iron Gate Studioは6月24日、『Valheim』へパッチ0.155.7を配信した。敵AIの改善がメインのミニアップデートとなっている。また夏至祭「ミッドサマー」を祝うメイポールもアイテムに追加された。

パッチ0.155.7ではおもにAIの問題を改善したとのこと。モンスターがプレイヤーを攻撃できない場合、わずかに攻撃的になり建物を破壊するようになったようだ。灰色ドワーフの石を投げる攻撃も、精度が良くなったようである。パッチノートは以下のとおり。
 

 
・ランダムなセーブのバグを修正(ゲームを終了する際にごくまれにワールドが崩壊する問題を解決)
・モンスターのAIを調整(プレイヤーを攻撃できないとき、建造物をより激しく攻撃するように)
・コンテナの開閉を修正(マルチプレイヤーでコンテナを開けるため複数回クリックする必要があった問題を修正)
・灰色ドワーフに投げ方を教えました
・イベントトリガーの調整(狼のイベントは大骨が殺された後にのみトリガーされる。モデルの軍襲撃イベントは雪山でのみ発生するなど)
・ながらく忘れられていたスライム襲撃イベントが有効に
・SFXのボリューム設定が修正(誤ったデシベル変換を使用していた)
・メイポールが追加
・AIの逃げ方を調整(ボスは逃げなくなる)
 

 

 
今回のパッチではメイポールも追加されている。Iron Gate Studioが拠点を置くスウェーデンでは、現在夏至祭「ミッドサマー」の真っ最中。テーブルを囲んで伝統料理を楽しんだり、野花で冠を作ったり、縁結びの願い事をしたりと、夏至祭の内容は多岐に渡る。とくに北欧では陽が沈まない白夜が続くため、夜になってもお祭り的な雰囲気が続くようだ。そして夏至祭に欠かせないのが、メイポール。夏至祭では木の柱を白樺の葉や野花で飾ったメイポールが作られる。人々はメイポールの周りで輪をつくってダンスを踊り、夏の訪れを祝うのだ。

『Valheim』のメイポールは比較的簡単に作成できる。材料として木を10個、タンポポを4個、アザミを4個用意して、作業台が近くにある環境で作成可能。一応、家具という扱いになるようだ。『Valheim』の世界観に合った、素朴な見た目のメイポールである。
 

 
Iron Gate Studioは夏至祭に間に合わせるようメイポールを作ったとのこと。このアイテムは夏至祭の期間限定で作成できるのか、ずっと作成できるものなのかは明記されていない。材料の入手は難しくないため、とりあえず設置してはどうだろうか。