シューティングゲーム『R-TYPE FINAL 2』2021年内のロードマップ公開。『R-TYPE FINAL 3(仮称)』にも言及
グランゼーラは6月18日、現在販売中のシューティングゲーム『R-TYPE FINAL 2』の、2021年内のロードマップを公開した。本作に向けては、歴代の『R-TYPE』シリーズ作品から厳選したオマージュステージや、プレイヤー機体などが追加予定。またロードマップでは、『R-TYPE FINAL 3』についても言及された。
ロードマップは、6月〜7月上旬・夏前半・夏後半・秋〜年末の4つのグループに分けられている。直近の6月〜7月上旬のアップデートについては、すでに開発が完了しており一度にまとめて配信するが、それ以降は各時期内で複数に分けて配信していくそうだ。
6月〜7月上旬配信予定のアップデートでは、まずハンガーの機体情報が最大60機まで保存可能となる。従来は12機までだったが、追加で保存しておく枠が設けられる。またR’s Museumでは、全体マップと武器画像が表示されるように。そしてプレイヤー機体には、POWアーマータイプの3機体が追加予定だ。
このほか、DLCとして「オマージュステージ Set 3」も配信予定。初代『R-TYPE』のステージ1、『R-TYPE II』のステージ4、『R-TYPE FINAL』のステージ2をベースにした各ステージが収録される。
夏前半のアップデートでは、まずプレイヤー機体についてはメカ系機体、すなわちバイド系ではない機体すべて(R-9Ø2のみ夏後半予定)と、バイド系の最初の機体ダンタリオンまでを配信する計画とのこと。また、PC版の操作性向上や、プラットフォームをまたいだ世界ランキング機能の試験運用も実施。さらに、ギャラリーやデカール、コスチュームなどのデータ追加もおこなう。配信時期については、“セミが鳴きまくっているタイミング”までにはと考えているそうだ。
夏後半のアップデートでは、バイド機体を含むプレイヤー機体を追加。『R-TYPE FINAL』収録のものだけでなく、新規の機体も制作するとのこと。追加ステージについては、ステージ6以前に分岐を作ったり、隠しステージなどとして収録予定。また、ギャラリーなどのデータも追加される。コスチュームは夏向けのもの(CERO的にはB)を用意するそうだ。こちらの配信時期は、“まだ残暑の、クラゲが海に増えてくるタイミング”を目指しているとした。
*本作のゲームデザイナー九条一馬氏がロードマップを解説。ファンからの質問にも答えている。
秋から年末にかけては、ステージパス第2弾が販売予定。外部メーカーとも協議する中で、さらに7種類のステージを追加することが決まり、現在企画立案中とのことだ。そして、『R-TYPE FINAL 3(仮称)』へのアップデートもおこなうという。
『R-TYPE FINAL 3(仮称)』はシリーズの新作として発売される模様で、本作所有者には大型アップデートとして無料で提供されるそうだ。内容についてはまだ明かされていないが、『R-TYPE FINAL 2』としてやることをやった上でリリースし、ファンに「これは3だな」と言ってもらえるものにするとのこと。続報に期待したい。
『R-TYPE FINAL 2』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store/DMM GAMES)/Nintendo Switch/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに販売中。