アメリカのゲーミングデバイスメーカーであるRazerはゲーミングイヤホンの「Razer Hammerhead True Wireless X」、ゲーミングチェアの「Razer Iskur X」、スマートグラスの「Razer Anzu Smart Glasses」、マウス・キーボード・マウスパッドがセットになった「Razer Level Up Bundle」、人気のマウス「DeathAdder Essential」の新色「Razer DeathAdder Essential – White Edition」、マウスバンジーの「Razer Mouse Bungee V3」の6製品の国内発売を決定した。
「Razer Hammerhead True Wireless X」はRazerの人気ゲーミングイヤホンシリーズである「Hammerhead」の最新モデルとなるワイヤレスゲーミングイヤホンだ。13mmのダイナミックドライバーを採用したハーフカナル型のイヤホンで、60msの低レイテンシのゲーミングモードを搭載。ゲームプレイや映像視聴において映像と音声のズレに違和感を覚えにくい作りとなっている。モバイルアプリ上でのEQ設定が可能で、最大28時間のバッテリー持続時間となっている。価格は税込9980円。
「Razer Iskur X」は2020年に同社より発売されたゲーミングチェア「Razer Iskur」のシンプルモデルという位置づけとなっている。背もたれがキルティング加工されており、背骨の自然なカーブに沿った形状になることで、長時間のゲームプレイでも快適な姿勢を保つことができる。ヘッドクッションや腰部クッションが付属しておらず、好みに合わせたものを使用することも可能だ。価格は税込4万9800円。
「Razer Anzu Smart Glasses」はRazer初のスマートグラスであり、ゲームプレイだけでなく日常での利用も可能な作りになっている。ブルーライトを35%カットするレンズと、紫外線をカットする交換用の偏光レンズが付属している。また、Bluetooth接続のスピーカーが内蔵されておりレイテンシは60msのゲーミング仕様になっている。タッチ操作での通話やメディア切り替えが可能になっており、IPx4の耐水性と5時間のバッテリー容量をもっている。フレームはレクタングルとラウンドの二種類が用意されており、好みのタイプを選択可能だ。価格は税込2万5800円。
「Razer Level Up Bundle」はゲーミングマウスの「Razer Viper Mini」、マウスパッドの「Razer Giguntus V2」、ゲーミングキーボードの「Razer Cynosa Lite JP」の3点が付属したセットで、これからPCでのゲームプレイを始める方向けのお得なバンドルとなっている。「Razer Viper Mini」は小型軽量で左右対称デザインのゲーミングマウスで、使う人を選ばないオールラウンダーだ。「Razer Cynosa Lite JP」は日本語配列のメンブレンキーボードで、こちらも癖のない製品。それぞれを単品で購入すると合計で1万円を超えるが、このセットの価格は8980円と非常にお買い得となっている。
「Razer DeathAdder Essential White Edition」はRazerの人気のマウスシリーズであるDeathAdderファミリーの最新モデルとなる「DeathAdder Essential」シリーズの新色だ。エルゴノミクス形状が特徴のマウスで、長時間握っていても疲れにくいという利点がある。プログラム可能な5つのHyperesponse ボタンがあり、ゲームや動画編集などに便利なショートカットコマンドを適用することが可能だ。価格は税込3480円。
「Razer Mouse Bungee V3」はマウスケーブルを保持するマウスバンジーだ。有線タイプのマウスは、マウスケーブルがデスクやマウスパッドに引っ掛かったりケーブルの張力でスムーズな操作ができなくなったりと、ゲームプレイにおいては意外とストレスになる場面が多い。そんな有線マウスを快適に使用するためのデバイスがマウスバンジーで、マウスよりも高所にケーブルを取り付けることでマウス操作がスムーズになるというものだ。重みのあるゴムベースを採用しており、急激なマウス操作でもしっかりとグリップしてくれる。価格は税込2980円。
周辺機器も徐々に登場しつつあるRazer。E3では世界初となるTHX認証を得たゲーミングモニターの「Raptor 27」や、Type-C端子を搭載した小型ACアダプターが発表された。今後の新製品にも期待がもてる。